新宿の伊勢丹デパートで友人の展覧会が開催されていたので見に行ったんだよ。正道さんの絵はほのぼのとして大好きなんだ。よく少年と犬と老人が出てくるんだけど、どの絵も童画のような温もりがあってね。そうそう、その時、伊藤さんから伊勢丹美術館のセールスマネージャーの、杉下茂治さんという方を紹介されたんだけど、その杉下さんがまあ、とても体の大きな人でね。若い頃はラグビーの名選手として大活躍なさったらしい。それより、びっくりしたのは杉下さんのお父さんもスポーツマンで、プロ野球の大投手、あの「魔球」の元祖、杉下茂さんなんだって。ボクが昔描いた「ちかいの魔球」という野球マンガにも登場してもらったので話しが弾んでね。写真は、ボクのお隣りが杉下茂治さん、後ろが正道さん、ボクが持っているのは、杉下大投手のサイン入りフィギュア。茂治さんが記念にプレゼントしてくれたんだよ。ラッキー。
