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マンガ家の著作権を考える会が引けた後、帰ろうとしたらさ、酔っ払いの北見けんいちが、「今夜友達と築地で寿司を食う約束をしているんだけど、ちばさんも一緒に行こうよ。奢るからさ」という。お・ご・る?パーティー会場ではいろんな人たちと話しばかりしていて、まったく何も食べてなかったので、ついフラフラッと一緒のタクシーに乗ったら、そばにいた藤子不二雄Aさんも乗り込んで来てね。「ア、アノ藤子さん、これから行くのは寿司屋だよ」藤子さんはふだんは徹底した菜食主義者なので肉や魚貝類はまず口にされない。でも、「いいのッ、最近は少し食べるんだよ。行こう行こう」ということで、築地の寿司屋さんに。で、藤子さんが食べたのは卵焼きの大盛り。
まあ、そんなことより、驚いたのは、その寿司屋さんのすぐ近所に、アノ、「恐怖新聞」や「うしろの百太郎」の作者つのだじろう氏が住んでいたんだよ。半年前に越して来たばかりなんだけど、なんと、ほんの二百メートルほどのところにね!ちょっと電話をしてみたら、すぐ飛んで来てね。一緒に盛り上がって、いやはや、怖くて、面白くて、妙に懐かしくて、不思議な晩デシタ。(後ろのヒゲのオッサンが北見ちゃんだよ。ハハア、すっかり酔いが醒めちゃった顔しているな)