いつもは緩いことばかりのブログですが、今日は、この世界(古物業界)の本当に正直なところを。
こんなことを書くとお客さまに引かれてしまうかもしれません。
店主、今日は人間ドックに行ってきたのですが、ずっと気分が重くて・・・
昨日、(26日)こんなことがありました。
昨日は、以前からいらしていただいているお客さまがご来店。ジュエリーの買取査定でした。
M様、いつもありがとうございます。
しかし、(一概には言えないのですが)
貴金属も、宝石も以前査定させていただいた時よりも相場が下落してしまいました。
昨年末に一度お見積りをしたときよりも、評価が下がってしまう結果になりました。
貴金属もそうですが、古物の世界は「相場」が動きます。
数年前、さんごの異常な高騰があって、古物市場界隈では
「底値の時と比べたらゼロひとつ増えたよね(価値が10倍になったよね)」
なんて言われたりしていました。しかし現在はどこも過剰在庫で、「買いません」みたいな業者さんも多いです。
昨日はお取引先にと交渉して、下げ幅は可能な限り抑えて評価をアップして買取いたしましたが、
それでも、昨年のお見積りよりも、マイナスでした。
M様には「わざわざ業者さんにも電話してくれたし」とおっしゃっていただいたのですが。。。
大変心苦しく思っています。
特に金相場や、ロレックスなど一部のブランドは非常に上がりましたが、
そういう「相場(価値)が爆上げする」ケースばかりではありません。
上がる時(物)もあれば、下がる時(物)もあります。
お見積りはあくまで「今日の査定」です。
店主も、出来る限り頑張りますが、あらかじめ、ご了承下さい。