どうも、えびです。
前置きさんは、寒さにやられてこたつから出てきませんので
早速本題に入りたいと思います。
本日は、今までも何度か出てきていた「和室」の仕様について説明していきたいと思います。
私は、注文住宅を建てるにあたって絶対に作りたい部屋が3つありました。
それが「書斎」「小屋裏」そして「和室」です。
何故、和室を作りたかったのか。
「家の要望③(水回り、和室、階段・廊下)」の回でも説明していますが、今回はもう少し詳細に説明します。
1.子供の遊び場
現在の住居は、子供たちはリビングで遊んでいます。
これがまあ、散らかる散らかる!
特にブロック系のおもちゃなんかは、悲惨なことになりますね。
リアル足の踏み場がない!!
なので「ここで遊ぶ」というスペースを作りたかったのです。
まだ小えび2号は小さいので、2階で遊ばせておくのも不安ですし、
できれば家族は1階に集まる習慣をつけたい。
そこで白羽の矢が立ったのが「和室」
和室なら、遊び疲れてそのまま寝ても無問題ですしね。
(うちの子、よくおもちゃを握ったまま寝ています)
2.客室
和室は客室としても使用したいと考えています。
とはいえ、えび家の客室は間取り的にリビングやダイニングを通らないと辿りつけないので
純粋な客室ではありません。
どちらかというと、お客様に泊まっていただく部屋と言った感じです。
今までも年に数回ではありますが、親や友人が泊っていくことはありましたので、
そういうときに和室があって布団をひけると便利ですよね。
3.ごろごろスペース
とまあ、上でなんやかんや書きましたが、結局はこれが理由の9割です。
くつろぎたい! 寝転びたい!! ぼーっとしたい!!
それには、やっぱり和室が1番なんです!!
特に、今の社宅が久しぶりに和室のない住居なので、その思いはむしろ高まっています。
フローリングでごろごろするのはなんか違うんですよねえ。
暖かい季節はそのままごろごろし、寒い季節はこたつを出して亀になる。
その横では子供が遊んでいたり寝ていたりして、窓からは庭が見え……
それって、素敵やん。
あと、将来的に1階だけで生活できるようにとも考えていますが
まあ、それは流石に将来すぎるので、未来の自分に任せましょう。
私が和室を求める理由については語りましたので、
次は、和室の仕様について説明していきたいと思います。
①畳
まずは、和室のメイン「畳」から。
これがなくては、和室は始まりません!
・和紙
えび家の畳は和紙にしました。
正直、い草の香りはひじょーーーに魅力的であります。
日本人のDNAに刻まれているのか、非常に落ち着く香りです。
しかし、和紙にしました。
和紙だと
「手入れが楽」「日焼けしにくい」「カビやダニに強い」
といった非常に魅力的なメリットがあります。
どれも社宅で悩まされてきたものばかりです。
通常和紙の方が高いことが多いのですが、ウィザースでは標準で選べましたので迷わず和紙を選びました。
い草よ……「香りが良い」だけでは1点突破できなかったよ
・琉球畳
半畳の縁無し畳のことを琉球畳と言います。
(正確には他の条件もありますが、ここでは省略します)
正直、通常の一畳タイプだったり縁があるタイプでも構わなかったのですが
ウィザースではこれも標準で選べたので琉球畳のタイプにしました。
(意外と珍しいのではないでしょうか)
インテリアコーディネーターさんに「こちらの方がえび家には似合いますよ」と言われたので
センスが行方不明のえびは素直に従うことにしました。
・ダイケン 健やかおもて 清流 銀白色
えび家の畳は、これのはずです。
……よく覚えてないんですよねえ。
手元の仕様書に「清流」と書かれているので間違いはないはずですが。
「銀白色」とは
これのことです。
畳と聞いて1番最初に思い浮かぶ色ですね。
黒とか青とかもあった気がしますが、流石にやめておきました。
で、最終的なイメージはこれです。
いたって普通の、でもちょっとだけモダンな落ち着く和室になるのではないでしょうか。
②床の間
床の間は「板の間」「床柱」「壁紙」がポイントとなってきます。
・板の間
ここは、フローリングではなく「縁甲板(えんこういた)」を設置します。
ググって私も初めて知ったのですが、厳密にはフローリングと縁甲板って違いがないらしいですね。
おそらくウィザースでは、板の間に用いるものを縁甲板として区別しているのではないでしょうか。
ヒノキを貼るので、フローリングとは色味が変わって良いアクセントになるのではないでしょうか
ちなみにえび家では吊押入を採用しているので、吊押入の下も板の間になっています。
また、床の間と吊押入の下の板の間もつながっています。
・床柱
仕様書には「コクタン」とだけ書かれています。
おそらく「黒檀」のことで、確か黒っぽい色だったはずです。
「ああ、アクセントになっていいですねえ」と言った記憶が微かにあるので。
というか、それしか覚えていません。以上!!
・壁紙
壁紙は「壁紙(破ってはいけない壁もある)」の回で説明したとおり
この壁紙を選びました。
落ち着いた雰囲気になることを祈っています。
正直、床の間はどのように使用するかまだ決めていないので、まったくの未知数です。
クリスマスツリーを飾る計画もあるほどなので、無難にまとまっていればいいなと思います。
③吊押入
吊押入は「収納④(クローゼット+その他)」の回で説明しました。
吊押入なので、下に空間があり地窓での明かり取りができ空間が広く見えるところがポイントです。
ただ、吊押入の襖紙については説明していませんでした。
・襖紙
襖紙は「コスモス №504」
ですが、どんなに探しても画像が見つかりませんでした。
みなさま、目を閉じて襖を想像してみてください。
おそらく、そう遠く離れていないはずです。
まあ、吊押入ということ以外は、いたって普通の押入だと思っていただければ。
……これ、わざわざ説明する必要があったのか?
④天井
天井は壁紙と同じく「壁紙(破ってはいけない壁もある)」の回で、説明していますので詳細はそちらをご覧ください。
……だけで終わってはあんまりなので、画像を貼り付けておきますね。
⑤引き戸
和室は、リビングとダイニングと接しています。
境界線の部分には「2連引き戸」と「3連引き戸」を設置しました。
詳細は「室内ドア(最初、建具って聞いても何のことだかわからなかったよね?)」をご覧ください。
普段は、全部開け放つ予定です。
というか、お客様が泊りに来た時以外は閉める予定はありません。
なので、実質LDK20畳+和室4.5畳=24.5畳です!!
いえ、和室には床の間も吊押入もあるのでもっと広く感じる(はず)
これこそ、雁行型の間取りの最大のメリットですね。
⑥その他
実はもう1点、こだわったポイントが和室にはあるのです。
それがこちら。
ん?ここのどこがポイント?
と思われたことと思います。
実は、ここの壁に「横30cm、縦90cm」の穴を開けているのです!!
……私だけテンションが高いと恥ずかしいので、説明したいと思います。
今のところ、和室にエアコンを設置する予定はありません。
普段は、それでも全然問題ないと思います。
問題があるのは、お客様がえび家に泊まるとき。
最初に書いた通り、和室は客間としても利用する予定です。
その際、当然引き戸は閉めて個室として利用します。
春や秋などは問題ありませんが、夏・冬となると昨今の日本では空調がないと死活問題です。
とはいえ、年に数回のことだけにエアコンを設置したくない。
そこで考えたのが「和室の穴大作戦」なわけです。
普段は、引き戸がオープンになっている関係で、壁の穴を塞いでいます。
なんなら、穴の部分に飾りを置いても良いぐらいです。
ところが、引き戸を閉めるとあら不思議、穴が床の間を介してダイニングと和室を繋げるではありませんか。
位置的にここの壁に穴が開いていても、和室の中が見えることはありません。
冷えたor暖められた空気だけが出入りできるというわけです。
もし気になるようでしたら、ロールスクリーンを設置し閉められるようにしても良いかもしれません。
1つだけ懸念点があるとすれば、「横:30cm、高さ90cm」で空調が効くかというところですが……
あらかじめ空調を効かせておけばおそらく問題はないはずです。
えび家の和室については以上です。
えび家の和室の特徴としては
・吊押入
・大開放引き戸
・和室の謎の穴
に集約されるかなあと思いますが、まあそこまで突拍子もないものではないと思います。
どちらにせよ「いかにごろごろできるか」がポイントですので
及第点になっていることを祈ります。
あー、はやく和室でだらだらしたい!!
~おまけ・リアルタイム情報~
2019年4月上旬 : HM探し開始【済】
2019年6月中旬 : 土地の買付証明書提出【済】
2019年6月下旬 : 建物の請負契約、土地の売買契約【済】
2019年8月上旬 : 図面確定【済】
2019年9月中旬 : 確定契約【済】
2019年9月下旬 : 地鎮祭【済】
2019年10月上旬 : 着工【済】
2019年10月下旬 : 上棟【済】
~今ここ~
2020年1月下旬 : 引き渡し予定