どうも、えびです。
みなさん。
「建具」って言葉、最初からご存じでしたか?
ほら、見栄を張らずに知らなかった人は手を挙げて!!
ノ
恥ずかしいことに、えびは建具のことを最初「造作家具」みたいなものだと思っておりました。
(「建」てる家「具」……ああ、造作家具のことね、みたいな)
今は流石に「仕切り」のことをさす言葉だということはわかっております。
でもまあ、建具って言っても範囲は広いですよね。
ドアはもちろん、窓のこともそう呼びますし、
和室だと障子や襖なんかも部屋を仕切る建具に含まれます。
室内だけでなく、外の玄関ドアとかも建具ですしね。
本日はそんな数多ある建具の中でも「室内ドア」について説明していきたいと思います。
えび家の室内ドアは、基本以下の商品を使用しています。
よくわからないのですが、おそらくウィザースホームのオリジナル?
ウィザースの標準はこれでしたので、大きなこだわりのない場所のドアや色は、ほとんどこの中から選びました。
(1番左のガラスがついていないタイプですね)
正直めちゃめちゃオシャレかというとそうでもないとは思いますが(ウィザースさんごめんなさい)
まあ、えび家は比較するまでもなく実用性重視ですので、特に問題ありませんでした。
(でも、ブログでよく登場する「神谷のフルハイトドア」とかはめちゃめちゃ格好良いですよね)
それではこれから説明していきますが、前回予告した通り
本日は画像少な目でお送りしたいと思います。
文章で上手に説明して見せようではないか!!
【① 室内ドアの種類】
えび家では、大まかに分けて3種類の「戸」を使用しました。
1.引き戸
横にスライドするタイプのドアのことですね。
引き戸の1番のメリットは、何と言っても「開放しておける」ことだと思います。
開き戸だと開放したままにすると邪魔になる場合が多々ありますからね。
ただ、デメリットとして「溝が汚れやすい」「耐力壁が取りにくい」があります。
引き戸はその特性上、床に溝ができます。
(吊戸ならないですけどね)
あと、引き戸は引き込む側の壁が薄くなることもあり、基本的に耐力壁が取れません。
なので、どこに引き戸を設置するかは設計士の腕の見せ所でもありますね。
2.開き戸
ハンドルを握って、押したり引いたりして開けるドアのことですね。
引き戸が「和」のイメージだとしたら、開き戸は「洋」のイメージですね。
というか「ドア」と聞いたら、こちらをイメージする方が多いのではないでしょうか。
(逆に「戸」と聞くと引き戸をイメージするかと思います)
メリット・デメリットは引き戸の逆になるのですが、開き戸のもう一つ大きなメリットとして
「気密性が高い」があります。
「窓①(窓ってなんのためにあるの?)」の回で説明した
「引き違い戸」と「すべり出し窓」の違いと原理は同じです。
なので、普段開放しておかない個室などに用いるのが良いかもしれませんね。
3.折り戸
開くときに、真ん中から折れ曲がるタイプのドアですね。
よく、浴室や収納に用いられます。
その特徴は、何と言っても省スペース性!
開ける範囲が開き戸の半分のスペースで済み、引き戸みたいに引き込むスペースが必要ない!
ただ、レールに沿った少し特殊な動きをしますので、使いにくさはあるかもしれません。
メインで使うドアには使用しない方が吉かもですね。
では、えび家ではどこにどんなドアを設けたのか。
それがこちら!!
【② 室内ドアの配置】
図の説明をしますね。
《ドアの種類》
・赤線:引き戸
・青線:開き戸
・緑線:折り戸
《ドアの色》
・W:スノーホワイト
・G:ミディアムグレイン
こうして見ていただけると、えび家の特徴が見えてくると思います。
【③ 1階は「引き戸」メイン】
1階については引き戸が多めです。
まあ、和室の場所が引き戸なのは当然として
洗面所も開けっ放しで使用することが多いと思いますので、引き戸を採用しました。
そもそも開き戸を採用するスペースも無かったですし。
あと、2階もそうですがトイレは引き戸にしました。
トイレの正面にドアが来る場合を除き、トイレには引き戸を採用される方が多いのではないでしょうか。
ただし、リビングドアだけは開き戸にしました。
しかも、「オプション」で「ハイドア」です。
(「ハイドア」で検索けんさく~)
えび家の玄関は狭いです。
玄関開けると、すぐにリビングドアです。
なのでここは「圧迫感を減らす」ためと「オシャレ」のため、ハイドアにしました。
真ん中に型ガラスが入っていることでさらに圧迫感を減らし、光を取り入れることができます。
ただし、画像はありません!
というか、検索しても出てきませんでした!!
おそらくこれも、ウィザースのオリジナルです。
間違っていたらごめんなさい!!
(仕様書には「S-ライン」と記載されています)
【④ 2階は開き戸メイン】
1階とは打って変わり、2階は開き戸メインです。
まず、大きな理由として「部屋の壁が少ない」ため。
特に書斎と子供部屋を見ていただければわかりますが、壁が少ないです。
そこに引き戸を採用してしまうと、より使える壁が少なくなってしまいます。
次の理由として「開けっ放しを想定していない」ため。
なので、廊下と個室を区切るドアとして開き戸にしました。
とはいえ、開けっ放しにするときも絶対にあるので、
基本開けっ放しでも邪魔にならないように「室内側の壁に向かって開く」ことにしました。
主寝室だけ外側ですが、この位置に開いても邪魔にならないと思います。
ただし、どこにも例外というものはあるわけで。
子供部屋を仕切るドアは「3連引き戸」にしています。
(えび家2つ目のオプション!)
まあ、ここに開き戸を採用しないのは当たり前ですね。
3連引き戸ですので、東側にも西側にも寄せることができます。
ここは当初「上吊り戸」を想定していました。
(「上吊り戸」で検索けんさく~)
床にレールを作らないためですね。
ただし、3連引き戸の上吊り戸だと、結局床に戸をロックするためのストッパーがあちこちに着くことがわかりました。
これが見た目が微妙……。
上吊り戸タイプだとかなり金額が上がってしまったこともあり、普通の3連引き戸にしました。
【⑤ 収納は「折り戸」メイン】
収納で扉がついている場所は基本「折り戸」です。
まあ、省スペースにするため、普通っちゃあ普通ですね。
唯一例外として、階段下収納のドアは「両開き戸」です。
なんで「両開き戸」かというと……忘れました。
いや、なんか理由はありましたし、その理由を聞いて納得もしたんですが……。
確か、リビングだから見た目と使用感を重視したんだっけかな?
あ、あと浴室のドアも折り戸です。
【⑥ 1階は「スノーホワイト」メイン】
色については、1階はほぼほぼ「スノーホワイト」です。
(色については、最初の画像をご覧ください)
1階のドアは開きっぱなしにすることが多く、
また、収納のドアも目立たせたくなかったので白にして壁紙となじませました。
ただ、やはりここでもリビングドアは「ミディアムグレイン」です。
画像はありませんが、採用したドアは「ハイドア」で「ガラス」もあったため、
明らかにミディアムグレインの方が似合ったためです。
流石、えび家では珍しいオシャレのために採用したオプション!!
他とは一味違うぜ!!
なお、和室の仕様については別の機会に紹介しますね。
【⑦ 2階は「ミディアムグレイン」メイン】
そして、2階は「ミディアムグレイン」メインです。
この「ミディアムグレイン」を採用した理由は
えび家の床の色が「ブラックチェリー」で、それとの相性が良いと営業さん・設計さんに言われたからです。
そのアドバイスは素直に受け取りました。
あ、でも子供部屋の3連引き戸は「スノーホワイト」です。
ここは、壁紙と馴染ませたいですからね。
えび家では
「ドアを意識させたくないところは白」
「ドアを意識させたいところは茶」
という使い方を基本的にしています。
【⑧ その他ポイント】
主寝室から小屋裏へと上がる場所にはドアを設けませんでした。
スペース的に付けられなかったのが理由です。
まあ、ここにドアがつくのは微妙でしたのでそれはいいのですが、冬場に冷気が降りてこないかが少し心配です。
設計さんや監督さんは大丈夫と言っていましたが、デザイン性の良いロールカーテンでもつけようかな。
ウォークインクローゼットにはドアを設けておりません。
毎回開けるのが面倒だからです!!
あとは、トイレのドア明にはかり取りの小窓がついています。
はい、これがえび家の室内ドアの全容です。
書いていて実感したのは
1階は共用スペース
2階は個人スペース
として、思ったより意識していたということです。
ドアの種類や色の使い方に如実に表れていましたね。
(子供部屋を引き戸で仕切っているのはご愛敬)
結論としては「文章で上手に説明するのは難しい」ということですね!!
(伏線回収)
さあ、今回は「室内ドア」を紹介しましたので
次回は「玄関ドア」でも紹介しようかな。
こうご期待!!
~おまけ・リアルタイム情報~
2019年4月上旬 : HM探し開始【済】
2019年6月中旬 : 土地の買付証明書提出【済】
2019年6月下旬 : 建物の請負契約、土地の売買契約【済】
2019年8月上旬 : 図面確定【済】
2019年9月中旬 : 確定契約【済】
2019年9月下旬 : 地鎮祭【済】
2019年10月上旬 : 着工【済】
2019年10月下旬 : 上棟【済】
~今ここ~
2020年1月下旬 : 引き渡し予定