関東大震災慰霊祭ほか | 菜の花ブログ

菜の花ブログ

これからハッキョの情報だけではなく、千葉トンポ達の身の回りの関心事も送って行きます。

アンニョンハセヨ!!
菜の花ブログです。






■関東大震災慰霊祭

関東大震災 94周年となる今年

毎年大震災が発生した日に合わせ、慰霊祭を9月1日に行っていましたが

今年から、より多くの各層の方々に参加していただこうと、開催日を9月の第一日曜日に変更しました。


今年は9月3日。

同胞だけでなく、去年(130余名)より多くの日本の方々も参列されました。








以下、翌日の毎日新聞に掲載された記事です。


【毎日新聞 2017年9月4日】
 関東大震災 朝鮮人犠牲者 船橋で180人が追悼 /千葉

関東大震災(1923年9月1日)直後の混乱期に虐殺された朝鮮人の追悼式が3日、慰霊碑のある船橋市馬込町の馬込霊園で開かれた。関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式県実行委員会の主催で、参列者約180人が犠牲者の冥福を祈った。
 大震災では「朝鮮人が暴動を起こしている」などのデマが広がり、軍や自警団による虐殺事件が起きた。当時、北総鉄道(現在の東武野田線)の建設工事に多数の朝鮮人が従事し、同市や八千代市などで事件が起きた。
 実行委員長の崔士俊・朝鮮総連県本部委員長は「帰るべき故郷も知らぬ白骨となって埋められている同胞たちに捧げる深い哀悼の心を抱いて集まりました」と追悼の言葉を述べ、千葉朝鮮初中級学校の生徒たちが朝鮮半島に伝わる童謡「故郷の春」を歌った。式には船橋、習志野、鎌ケ谷、市川、八千代の5市長が追悼文を寄せた。




献花をされる方々




千葉ハッキョ中級部(女子)が、無念の死を遂げた多くの同胞犠牲者たちへ「故郷の春」の歌を捧げました。







「千葉ハッキョの会」の沢谷先生が弔辞を読まれました。




この時、沢谷先生が読まれた弔辞の内容をご紹介いたします。
皆さん、是非ご一読ください。




弔  辞
 
 この8月初旬、私は、千葉ハッキョの会第二次訪朝団に加わり、二度目の、朝鮮民主主義人民共和国の旅を経験して参りました。
6日日曜日、朝の散歩で、ホテル近くの公園を訪れました。多くの人々がスポーツや体操をしている中に、踊りを楽しむオモニ・ハルモニの一団がいました。さっそく話しかけた仲間が、1人のハルモニを紹介してくれました。「この方は、現在93歳で、第二次大戦中は偵察兵として日本帝国主義と戦ったそうです」と。
 穏やかな柔らかい表情のハルモニの顔を見つめているうち涙があふれてきて、思わず私は頭を下げながら、「チェーソンハムニダ(申し訳ありません)。」と口にしていました。
 なぜ、そうしたのか、その時の私には分かりませんでした。あの戦争時代に、私はまだ生まれていません。しかし、無意識に、ごく自然に私は頭を下げていたのです。後で仲間に話したところ、「日本が何も変わっていないことに責任を感じたからじゃないの。」と言ってくれた人がいました。
 まったくそうでした。日本は過去を少しも反省していない。その責任は、私たち1人1人にあるのです。あのハルモニが、私たち日本人に、怒りや憎しみを少しも表さなかったからといって、日本と朝鮮の歴史をないがしろにすることは決して許されません。
 そして、私たちが絶対に忘れてはならないことが、今ここにもあります。ここに眠る魂たちが沈黙しているからといって、それを良いことに、過去を洗い流したつもりになること・知らんふりを決め込むことはできないのです。
 1923年9月1日以降、日本の新聞には「不逞鮮人」という恐ろしい差別語が書き込まれ、軍隊・警察と共に自警団を煽り、朝鮮人集団殺戮に走らせました。「不逞」とは、「体制に従わないけしからぬ者」の意味です。「鮮人」と呼んで、朝鮮人の人格・人権を引き剥がしておきながら、「不逞」だと決めつける忌まわしい歴史的な罪は、いまだに少しも晴らせてはいません。いえ、それどころか、現在の日本の“北朝鮮報道”が、94年前の状況と少しも変わってはいないことを、日本人は、恥かしさに耐えて見つめ直す必要があります。
マスコミの言う“北朝鮮”の姿はウソ・デタラメの類だと、この夏の訪朝によって、私には分かります。しかし、“北朝鮮”に対しては何を言ってもかまわない、という報道の姿勢は、もはや、差別はされる方が悪いと言わんばかりの状況を生みだしています。そして、それらの言葉は、在日朝鮮人の心臓を貫く矢となって放たれ、まっすぐに飛んでいきます。
 この在日差別に対しては闘うしかない、そのつもりで仲間と共に私は生きてきたつもりです。しかし、現実をみれば、負け続けていると言わざるを得ません。それでも、差別に対しては闘い続けること、それだけができることであり、しなければならないこと。そのために、今日、慰霊碑の前に集う朝鮮人と日本人が手をつなぐこと、その上で、この場にいない人たちとも1人でも多く手をつなぐこと。その思いを噛みしめて、追悼の言葉といたします。
 
2017年9月3日 
千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク(千葉ハッキョの会) 沢谷秀至




6年後には、関東大震災の発生から100年という節目を迎えます。

決して風化させては行けないこの事実に対し、今後も強い関心を持ち続けていきましょう。











■高校無償化裁判

歴史的な無償化大阪裁判での勝訴から一月半あまりが経ちましたが、

いよいよ9月13日に、無償化東京裁判の判決言い渡しが行われます。





我々の至極正当な訴えに対し、司法が周囲の雑音に左右されず至極正当な判決をくだす事を強く望みます!!



また、先日以下のような出来事がありましたのでご紹介いたします。


8月31日、無償化連絡会の森本孝子先生が、千葉ハッキョへの寄付金として50万円を寄贈してくださいました。
 先生は電話で、「千葉市からの補助金が不交付となった事があまりに不当で、日本人として申し訳なく思っています。たった1年分にしかなりませんが受け取ってください。」と言われました。
あまりに有難いお言葉に胸がつまりました。
 感謝のこの気持ちを言葉では全て言い尽くせません。

 

このように、我々を支持してくださる多くの日本の友人達の存在にいつも励まされます!!

森本孝子先生、本当にありがとうございました。










■女盟結成70周年

女盟結成70周年を迎える今年!

各地域トンポ達の奮闘ぶりを、これからドンドン宣伝していきますウインク



まずは、、、

第一弾CM完成!

是非、ご覧くださり、各支部、分会女盟トンポ達へのご声援、チャルプタッカゲッスムニダ


女盟70周年 千葉CM1: 










■ウリナラ サッカー事情

皆さん

ウリナラのサッカーにどの様な印象をお持ちでしょうか?


「女子は世界レベルだけど、男子はね〜」
「最近、スター選手がいないな〜」


このようにお考えの方は、是非以下の得点ランキングをご覧下さい!!






現在、セリエBのペルージャで活躍しているハンクァンソン選手が、なんと現在得点王ランキングで堂々第1位となっています!!



ペルージャといえば、かつてあの中田英寿が在席していた名門で、セリエBとは言えヨーロッパの主要リーグでウリナラの選手が得点王ランキングの上位にはいる事は快挙といっていいでしょう爆笑爆笑爆笑


その逸材の獲得に、ついにあの世界的クラブのユベントスも動き出しましたびっくりびっくりびっくり





12月に日本で行われる東アジアカップが楽しみです(^^)v