一般社団法人 日本自動車工業会(豊田章男会長 自工会)が、5月19日から開催される「G7 広島サミット」にあわせて、自動車業界のカーボンニュートラル(CN)達成に向けた考えや取り組みをアピールした。
豊田章男会長は「誰一人取り残されることがないようにしたいとの思いは、カーボンニュートラルへの取り組みにも当てはまります。共有の敵である炭素を減らすために、皆ができることから始めたい」と述べた。
基調講演では、トヨタ・リサーチ・インスティテュートCEOのギル・プラット博士が、1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で披露した「自動車産業における脱炭素実現に向けた多様性の重要性」および最新研究について紹介。ひろしまゲートパークプラザでは、自工会各社によるCN に向けた具体的な社会実装の取り組み事例を7つのゾーンで展示。⾃⼯会副会⻑・理事によるラウンドテーブルを行った。