自動車リサイクル部品流通ネットワーク(株)JARA(日本自動車リサイクラーズ・アライアンス)の関連団体で、使用済み自動車の適正処理を推進する特定非営利活動法人・全日本自動車リサイクル事業連合(NPO JARA、髙橋敏理事長)が、第14回通常総会を5月22日に東京都中央区内で開催した。総会の定足数は、会員数54社、出席11社、委任状43社で出席率100%。

 冒頭、高橋敏理事長(高橋商会会長)は「おかげさまで15周年を迎えることになりましたが、まだまだやりきれていないこと、やらなければならないことが残っている。そのひとつが、海外のリサイクラーとの連携、提携です」と挨拶した。

   総会では、①平成29年度事業計画②平成30年度事業計画(案)③平成30年度役員(案)の3つの議案が審議され、原案通りに承認された。

 今年度の活動のトピックスは、10月31日から11月3日にインド・ニューデリーで開催される「第11回・アジア自動車環境フォーラム」(AAEF2018)への共催。AAEFをきっかけに、アジア関係諸国との連携を緊密にしてさらなる国際連携を図っていく。総会の席上、3月12日から北島宗尚専務理事が参加したキックオフミーテングでの工場見学の模様が公開され、国際会議への機運を盛り上げた。

   また、人材不足というリサイクル現場での切実な悩みに対応すべく、海外大学との提携を行い、外国人を中心とした人材育成プログラム立案にも対処していく。


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