輸入車の正規インポーター4輪車28社、2輪車10社で組織する日本自動車輸入組合(JAIA、ペーター・クロンシュナーブル理事長)が、第53回通常総会を5月29日に東京・東海大学校友会館で開催した。
総会後の理事会において、任期満了のペーター理事長に代わり、上野金太郎副理事長(メルセデス・ベンツ日本社長兼CEO 53歳)が第12代理事長に選任された。上野新理事長は2013年2月から2014年5月まで理事長職を務めており、2度目の登板。
上野理事長は「私にとって4年ぶりの理事長就任となりますが、4年前に比べて世界の自動車産業を取り巻く状況は大きく変化してきています。このような大きな状況変化の下で、JAIAは交通事故ゼロ、排気ガスゼロの実現に向け、安全で、かつ持続可能なモビリティを幅広い多くのお客さまに提供できるよう、関係省庁や組織と協力し、規制の国際調和を図る活動などを進めてきており、将来に向けてさらに活動を強化してまいります。また、会員各社が日本のお客さまに、最先端の安全・環境技術を備えた世界各国のバラエティーに富んだ自動車やモーターサイクルをお届けできるようさらに活動を強化してまいります」と抱負を述べた。