中古車&バイク用品販売の「アップガレージ」、中古タイヤ販売の「東京タイヤ」、web上の中古用品販売ポータルサイトのクルーバーを運営する「ZERO TO ONE」、タレント事務所「タッチアップエンターテインメント」の4つの事業会社を傘下に持つリユース部品販売の最大手、クルーバーホールディングス(石田誠社長)が、2017年度3月期決算説明会を4月25日に開催した。

 石田社長は「昨年度は前半厳しい時期がありましたが、後半スタッドレスタイヤ商戦で盛り返し、トータルではそこそこの数字を残すことができました」と昨年度を総括した。

グループの決算概要は連結売上高66億1600万円(前年対比3.1%増)、売上総利益29億9100万円(1.1%増)、営業利益2億200万円(11.4%減)。店舗数は2店舗増えて、298店舗となった。

 2月23日に、総工費4億円を投じて横浜町田総本店をオープンしたことが、最大のトピックスだ。

 2018年度の目標は、連結売上高90億円(36%増)、売上総利益34億(13.7%増)、営業利益34億円(68.3%増)。店舗数は38店舗増やし、336店舗をめざす。

 また「4つの事業会社のうち3社で30台の社長を登用して経営の刷新を図る。彼らの新しい力を注力して新たな時代を築いてもらいたい」と石田社長は述べ、アップガレージ(河野映彦社長)、東京タイヤ(渡邊剛伸社長)、ZERO TO ONE(高橋宏章社長)がそれぞれ登壇して今年度の事業計画を説明した。

 コア事業のアップガレージは、既存店舗の収益性を高めるとともに新規出店により売上高と規模の拡大を図る。今年の基本方針は「買取り2年」とし、引き続き買取り強化を進める。河野社長は、①変えてはいけないもの、変えなくてはいけないもの②チームワーク③明るく楽しくの3つのテーマを打ち出した。東京タイヤは、FC加盟店の出店を加速して137店舗から160店舗まで増やす。年間出荷目標は、25万本。渡邊社長は、①FC展開②グローバル戦略③専門商社の3つのビジョンを掲げた。ZERO TO ONEは、北米を中心に海外販売を強化し、システム面でグループ業務効率を改善する開発を積極的に行う。クルーバーでは中古品と新品両面の流通量を増やす。

 決算発表会後の懇親会には、スポンサードするカーレース「チームアップガレージ」のレースクイーン「ドリフトエンジェルス」が駆けつけ、歌&ダンスを披露した。


via 中古車Rパーツ
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