江戸時代に恐れられた感染病・コレラと天然痘。( ˘ω˘ ) | 千葉の歴史、名所、旧跡アドバイザー・尼木のブログ

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緊急事態宣言や蔓延防止対策が延長され

日常生活が取り戻せません。( ˘ω˘ )

 

コロナの感染防止に気をつけないといけませんが

江戸時代にもいろいろな感染病が猛威を振いました。

 

特に恐れられたのがコレラと天然痘(疱瘡)です。

幕末の安政5年(1858年)長崎を発端に諸国に広がる

安政コレラは多くの人が犠牲となり、感染すると数日後

に亡くなることでコロリとも呼ばれました。( ˘ω˘ )

(コレラの感染を伝える風刺画)

麻疹絵。天然痘への対処法が描かれました。

戯作者(通俗小説・滑稽本・洒落本など)として知られる

山東京伝(岩瀬京伝)の弟・山東京山(岩瀬京山)や

東海道五十三次や名所江戸百景で知られる歌川広重

(安藤広重)もコレラで亡くなったようです。(´-ω-`)

墨田区両国・回向院にある山東京山(岩瀬京山の墓所)

コレラの惨状です。

医療がまだ十分に進んでいなかった当時、人々は神仏に

すがり、感染病の退散・終息を願いました。

 

白澤之図

中国の伝説上の神獣で病魔や天災などを除く力があると

言われています。( ˘ω˘ )


みみづく・疱瘡除けとして効果があると信じられ

赤色で描かれた絵をお守りとしました。(´・ω・`)

幕末には現在の千代田区岩本町に種痘所が開設され、天然痘

終息への研究がなされました。

先日ご紹介したお玉ヶ池種痘所跡。(*'▽')

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