旧東海道品川宿にある、法禅寺。山門には、品川小学校
発祥の地の碑が建立され、品川区の教育の始まりの地
でもあります。(^^♪
境内には、布袋様の石像が建立され、参拝者に優しい
微笑みを見せてくれます。(*'▽')
一方で、こちらには、江戸三大飢饉のひとつに数えられる
天保の飢饉の犠牲者の供養塔、流民叢塚碑が建立されて
います。( ˘ω˘ )
享保の飢饉、天明の飢饉と並んで、多くの犠牲者を出した
天保の飢饉。大雨、洪水、冷害などによる大凶作が続き
東北地方の被害が大きく、大坂でも毎日100人~150人
の餓死者を出し、大塩平八郎の乱の原因ともなりました。(´-ω-`)
品川宿では、農村などから流浪して来るものが溢れ
この付近で病や飢餓で倒れ、891人が犠牲になりました。
遺体は、法禅寺と海蔵寺に葬られ、法禅寺には500余人
埋葬されたそうです。( ˘ω˘ )
食文化が豊かになった現在、先人達がその日の食い扶持
にも苦労したことを考えると食べ物を粗末には出来ないと
つくづく思いました。('◇')ゞ
江戸時代の災害を探索する、あまきオフィス