新宿区四谷にある、消防博物館を見学しました。
ここには、江戸時代から現代に至るまでの消火方法の
歴史が展示されています。
江戸時代に町火消しが誕生したのは、享保の改革の頃。
火事と喧嘩は江戸の華と言われたくらいに、江戸は火事
が多い所でした。
徳川吉宗と南町奉行・大岡越前が中心となり、いろは48組
と本所・深川に16組の町火消しがつくられました。
組ごとに、特徴のある纏がつくられ、火事の時は勇ましく
消火活動にあたりました。(*'▽')
大岡越前が考案した纏は、丸い部分が芥子の実、四角い
部分が升、つまり、消しますを意味しているそうです。
江戸時代の消火活動は、破壊消火。延焼を防ぐため、家屋を
壊して、火災を止めました。
大きなさすまたや龍吐水なども使われました。(*'ω'*)
明治時代になるとポンプ車が出現します。
当時は馬に引かせていますが、馬に目隠しをしている
のは、火を見て暴れないようにするためだと思います。
入場無料ですので、消防の歴史を見学してみてください。
四谷消防署に併設されています。(#^.^#)