ブログ読者の皆さまからも貴重なご意見を頂きました。ありがとうございます。皆さんのご意見の集約と私の意見を取りまとめを行い、民主党本部へ提出するため、まずは、千葉県連へ下記の文章で提出しました。盛り込めなかった項目もございますが、ご理解をお願いいたします。まずはご報告まで。(政策の反映のため随時ご提案等は受け付けています)


自治体議員政策懇談会 アンケート  
民主党千葉県第七区総支部 流山市議会議員 藤井俊行


Q1 09衆議院選挙マニフェストの重点項目5項目についての評価と、時期参議院選マニフェストで豊富化すべきことがあればお書き下さい。
(1) 【ムダ使い】 国の総予算207兆円を全面組み替え。税金の無駄遣いと天下り根絶します。議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。

◎回答= 地方は枠配分等によって10%以上の削減は当たり前。特別会計を含む税金の使途を明確にする。国政政治の見える化=ムダの削減が国民に分かりやすくする。行程表で時期や理由を明確にする。独立行政法人やそれにぶら下がる6,000を超える公益法人の徹底的な事業仕分の断行。を国民は期待していた。まだ政権発足半年とみれば、地方議員の立場では理解するが、多くの国民は失望している。枝野大臣を先頭に徹底的に進めていただきたい。議員の世襲問題や献金禁止さらに議員定数の削減は動きが鈍い。子ども手当支給よりも率先して行うべきであった。

(2) 【子育て・教育】  中学卒業まで、一人当たり年31万2,000円の子ども手当を支給します。高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に充実します。

◎回答= 子ども手当は地方議員として街宣活動で直接、市民に訴えていたが、非常に評判が悪かった。国全体で子育てを支えることは理解できるが、国民を馬鹿にした政策としか言えない。しかし、実施したからには来年度以降は満額支給を必ず行ってほしい。大学が一番金額として保護者負担が大きい。減税対策等の充実策を望みます。

(3) 【年金・医療】 年金通帳で消えない年金。年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。医師の数を1.5倍にします。

◎回答= 選挙時は政権交代すれば、速やかに月額七万円を支給されると勘違いする人達が多かった。そもそもマニフェストは4年間で出来ることを計画を持ってお示しするものである。『年金通帳を作成し、消えない年金制度と4年間整備して一元化を図り、将来は月額七万円程度の最低年金は国の責任で支給できる制度構築を目指します』程度にすべき。

(4) 【地域主権】 地域主権を確立し第一歩として地方の自主財源を大幅に増やします。 農業の個別所得補償制度を創設。高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。

◎回答= 地域主権を進める前に、国や県の二重行政にも大ナタを振るってほしい。地方のことは地方で、国や県の出先機関にお伺いを立てなければならないのでは、地域主権は進まない。また、改革派首長からだけの意見ではなく、議会改革派の地方議員の意見も聴いてほしい。新規事業や新築にのみ補助を出すのではなく、修繕やリファイン建築等には、新築以上の割合の良い補助にするべき。農家の個別所得補償は、バラマキではとも思える。公正で公平な支給がなされるのか。ただ農家は貰えるものには期待してしまったので、支給を停止することは出来ない。高速道路無料化も無理があった。上限2千円ではなく。トラックなどの物流コストを下げるための施策が望ましい。土日祝日は千円で、平日は営業ナンバーは格安にするのが国民の利益に繋がるのではないか。郵政事業はもっと説明を丁寧に行い、地域間格差の解消を強く訴えるべきではないか。民営化して悪くなった点と見直しをして良くする点、これによって日本経済はどう変化して、国民にとってどの様に良くなるのかを明確に説明する。

(5) 【雇用・経済】 中小企業の法人税率を11%に引き下げます。月額10万円の手当つき職業訓練制度により求職者を支援します。地球温暖化対策を強力に推進し新産業を育てます。

◎回答= 中小企業の税率を下げるのも良いが、資金繰りに困る中小企業は、信用金庫や信用組合から高めの金利で借り入れする場合が多い。利子の補給を一定期間行うようにするべきではないか。職業訓練にお金を支給するのは不正受給者を多く生み出している。制度改定が必要ではないか。安価で住める住宅が不足している。経済回復まで雇用促進住宅のようなものの充実が必要。地球温暖化対策を推進するのは良いが、特定業種だけでなく、新たな低炭素社会に貢献できる技術に対しても支援していくべき。プロセスなども明確化する。

Q2 マニフェスト政策各論(55項目)について特に評価や参院選マニフェストで重点的に提案したいことがあればお書き下さい。(項目番号を必ずお書き下さい)

◎回答= 全体的に詳細に記載されている。が選挙戦ではあまり活用していない。マニフェストに、ここまで細かく記載する必要があるのか。また、記載するのであれば、いつから、あるいは、いつまで実施するのかも明確にするべきではないか。

Q3 衆院選挙後の政策実績についてご意見ご提案があればお書き下さい。

◎回答= いつから実施して、いつまでに行うのかの明確な説明がなかった。進捗状況の随時情報の発信が必要
実現済みの改革を分かりやすく知らせることも必要。プレス対応が悪い。マスコミに批判ばかりされないように報道官を置き(平野官房長官であれば、もっと分かりやすく親しみやすい人に変更すべき)マスコミ対策を万全にする。情報量の少なかった野党時代に作成したマニフェストの変更も世論を見極め実施するべき。

Q4 参院選マニフェストについてご提案があればお書き下さい。

◎回答= やはり公務員改革と天下り問題を国民が、大分進んだと思えるようにする必要がある。労働組合の支援は受けていても圧力団体としてではなく、情報収集や労働者からの政策提言を聞く団体としての位置付けを明確に表現しておく。大きな旗印となる改革は、ムダ使いです、公益法人の見直し、国や県の出先機関の撤廃。目に見える税源移譲を地方に行う。医師の人数を増やすことは理解しているが、いつまでに、どのようにも明確化する。小児救急病院の充実。広域医療計画の規制緩和(人口が増えている地域でもベット数が増やせない)。新規病院の建設に対する補助金の増額。医療大学の建設推進。学童保育所や保育園の充実と待機児童ゼロを目指す。介護従事者の待遇改善。介護難民を無くしていくために施設の充実策を図る。

Q5 その他ご提案があればお書き下さい。

◎回答= マスコミ対策をうまく行ってほしい。地方議員の発言の場を多く取ってほしい。地方議会議員の支援も厚くして欲しい(議会活動での政策の賛否表明や意見交換・情報の共有)