「園長先生、ちょっとだけ聞きたいことがあるのですが、今お時間大丈夫ですか?」
園長先生「はいはい、大丈夫ですよ」
事務室に入りました。
「2号くんが、朝泣いていたらS先生に怒られる、と泣いているのですが、最近どんな様子ですか?」
そんなことないですよ、という言葉を待っていました。そんな様子は見られないですよ、と。
でも、園長先生から出た言葉は思いがけないものでした。
園長先生「あー。はいはい。突き放せばね、泣きながらでも、後ろからトコトコついて行くんですよ」
この言葉に、私の中の何かが、ブチッッと切れてしまった。
2号くんはこの数ヶ月、毎日頑張って幼稚園に通っていました。
行きたくないけど、行かないと、という気持ちと戦いながら。
年長さんに上がるにあたっては、5歳なりに、なんとか気持ちを切り替えようと頑張っていました。
園長先生は、ずっとそれを見てきたはずなのに。
「はぁ⁉️どういうことですか⁉️泣きながらでも、後ろから教室までついてくれば、それでいいんですか⁉️とりあえず教室に連れて行ければ、それでOKなんですか⁉️」
園長先生は怯むことなく
「まあ、就学のこともありますからね」
と。
この言葉に、さらに私の怒りは増してしまいました。
就学については、3月の終わりに話をさせてもらった時に、散々念押ししたはず。
「いやいや、就学後のことは考えてもらわなくていいって、散々お伝えしましたよね⁉️
そのために、単身赴任を選択して、この1年で、支援の手厚い小学校を探すと伝えましたよね⁉️
就学後のことって、じゃああなたが2号くんのこと、今後も見ててくれるんですか⁉️
私たちは、この1年で、幼稚園が楽しい場所と思えるように、ということしかお願いしてない!
幼稚園にも楽しく行けないのに、何が就学後ですか⁉️
あんたに就学後のことなんて関係ないでしょ❗️❗️」
もう、この時の私は怒りが抑えられなかった。