高市早苗氏がトップに「わが国初の女性首相」ふさわしい人物調査 上川外相や蓮舫議員が続く | チェンマイにロングステイして

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2023.12/19 

産経新聞グループのマーケティング会社「産経リサーチ&データ」が、「わが国初の女性首相」にふさわしい人物を調査したところ、高市早苗経済安全保障相がトップとなった。保守層の支持も厚い高市氏だが、自民党派閥のパーティー券疑惑のなか、「無派閥」であることも追い風になっているようだ。

調査は、産経リサーチ&データのウェブ上のアンケートモニターサイト「くらするーむ政治部!」の登録者を対象に15日午後から18日午前に実施。全国の1693人から回答があった。高市氏が42・7%でトップで、自民支持層では過半数を占め、公明、日本維新の会、国民民主の支持層などでも首位だった。上川陽子外相(16・2%)や、立憲民主党の蓮舫参院議員(3・8%)らが続いた。

高市氏を選んだ理由は「政策に期待が持てるから」(71・1%)、「保守系の人物だから」(47・7%)、「今の政治を大きく変えられそうだから」(32・9%)が上位だった。

「ポスト岸田」争いでは、高市氏はこれまで無派閥であることが不利とされてきた。だが、ここにきて派閥の弊害への批判も強い。11月から党内勉強会「『日本のチカラ』研究会」を主宰していることも注目されている。

政治評論家の小林吉弥氏は「高市氏の人気は保守層の危機感や、派閥に対する批判の表れだろう。ただ、自民党は混乱期ほど安定を求め、ベテランが台頭するという経験則もある。高市氏の場合、後ろ盾となっていた安倍派の今後の動向も課題ではないか」と指摘した。