2021年7月8日朝、タイ政府のCCSA(コロナ対策担当:Covid-19 Coronavirus Situation Administration)は、武漢ウイルスの新たな感染確認者は7058人となったことを発表しました。昨日の6519人と比べて増加しています。
本日、刑務所内で新たに確認された陽性者は68人でした。
探索的検査で確認された新規陽性者確認者数は1732人でした。
また、タイ国外からの入国者の陽性確認者は9人が報告されました。
本日は、新たな死亡者の報告は75人が報告され、前日比で増加しています。累計死亡者数は2462人となりました。
タイの首都バンコク都では、連日の新規陽性確認者数がさらに増加し続けている状況を受けて、バンコク都では公立病院はもちろん、邦人向けのエリアの私立病院でも、利用できる病床数が少なくなっています。このような状況にありますので、在タイ邦人の方も感染防止対策に一層の注意が必要です。
この規制強化により感染拡大がどう推移するかが注目されてきましたが、武漢ウイルスのインドで最初に確認されたデルタ変異種がタイ国内でも感染が広がる中で、この規制の上でも新規陽性確認者数、死者数などは減少せず増加する傾向にあります。
(写真:TPN National News報道)
これを受けて、タイのプラユット首相は明日の2021年7月9日の朝、タイ政府CCSAの臨時会議を実施する事がわかりました。
タイの全国ニュースを伝えるTPN National Newsが報道しています。
明日のCCSAの臨時会議では、バンコク都及び周囲や、タイ南部などを中心に、感染防止のための規制強化について検討がされると見られています。
尚、規制強化の内容についてはまだ決定されておらず、現時点では確定していません。
これまで、移動の制限の強化や、バンコク都などでのデパートメントストアやモールを閉鎖し人が集まらないようにする提案などがされており、これについて検討がされると見られています。
在タイ邦人の方も、今後の規制等の情報について最新で正確な情報を得て、冷静に対応をするように努める事が必要です。