韓国では、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が半年ぶりに1,000人を超え、韓国政府は、防疫措置の緩和を見送った。
韓国政府によると、6日の新規感染者数は1,212人で、およそ半年ぶりに1,000人を超えた。
厳しい防疫措置が長期化する中で、緊張感の薄れが指摘されていたほか、感染力が強いインド型変異ウイルス「デルタ株」のまん延が背景にあるとみられる。
このため、韓国政府は、8日に予定していた防疫措置の緩和を延期した。
韓国では、供給不足のため、ここ3週間ほど、ワクチン接種がほとんど進んでおらず、接種が完了した人は、全国民のおよそ10%にとどまっている。