アメリカのバイデン大統領は6日、「ウイルスからの独立」として掲げていたワクチン接種の目標を、今週末にも達成できると発表した。
アメリカ・バイデン大統領「アメリカ史上最も偉大な成果の1つ、国民がそれを実現させた」
バイデン大統領は会見で、当初は7月4日の独立記念日までの達成を目指していた「国民の1億6,000万人がワクチン接種完了」という目標を、今週末に達成できるという見通しを明らかにした。
その一方で、20代から30代の若い世代の接種が伸び悩んでいるため、「成人の7割が少なくとも1回のワクチン接種を受ける」という目標は、達成のめどが立っていない。
バイデン大統領は、会見で「ワクチンの接種は責任ある行動であり、愛国的行動だ」と述べて、若い世代の接種をあらためて呼びかけた。