さて、腹を据えて方向性は決まり、
15週と3日までは、
とにかくお腹の赤ちゃんと家族と仕事と、
幸せに生きようと決めて
毎日、ただただ普通に過ごしてました。

その間にも、旦那さんとも色々話してましたが、
後ろ向きな発言をすることが多い私に
『俺は育てられると思ってるよ。』
『スーパーイクメンですから!』
と、毎晩のお皿洗いをしながら
話してくれてました。
確かに、育児に家事に、ものすごく、協力的な旦那さんなので、説得力がありました。
何より、
変に理性的に負担を考えてる私にとっては
救われる一言でした。
度々神様のような発言をする旦那さん。
多分一生忘れないわコレ。


また、お友達がインスタにあげた写真で
鋭く妊娠を察し!
(運動会の写真で微塵もそれらしきとこないのに)
もう使わないからあげるよー
って、胎児超音波心拍計の
エンジェルサウンズを送ってくれたものだから、
お腹の子の心拍を家族で聞いたりしてました。
上の二人の子供も、まるで音楽聞くみたいに
リズムとりながら心拍聴いていたりして、
家族揃って、
さらにお腹の子が愛おしくなりました。


ただ、職場には今後を考えると
改めて状況を伝えなければいけなかったし、
きちんと確認すると、
中期中絶は出産一時金がでるだけでなく、
なんと産後休暇を労基法上取らねばならないみたいで。。。
産後最短6週も、お仕事を、お休みする事に。。。
ここに関しては申し訳なさが募る。。。

ただ、職場の方の理解はほんとありがたく、
何があっても良いように、
12月の予定の調節をしてくれていました。
また、少しずつ、影響が出るかもしれない
身近な同僚にも個別に状況を伝えていきました。

色々な反応があって、
その度に申し訳なくて、
謝ってばかりの自分がいました。

ただ、ある先輩の方からは、
『何であなたは人生にこんな課題があるんだろう、
きっと何か意味があるのだけど…
私だったら耐えられない、
仕事なんて頭に入らない、
私なんて全然そういう事もないから…』
って話をされて、何だかモヤモヤしました。

いや、私課題は確かにあるかもだけど、
今を大切に生きてるだけだし、
仕事はむしろ頭を切り替えていられる
貴重な時間だし、
同情とも違う、私の人生悪いこと起きてるって
ただただ言われてるだけのような言葉に、
どう返せば良いのかわかりませんでした。

その後もその先輩からは
『いつもニコニコしてて、
悩みなんてなさそうなのにね』
『今仕事ができるなんてすごいね。
私ならできない』
と言われたり、何だか難しかったけれど、
それだけ相手にとって大きく受け止める事を
伝えてしまったんだな、
こちらにも責任がある言葉だ、と思いました。
ああ、難しい。


そんなこんなで、
12月5日!
ついに羊水穿刺の日。

産科病棟に直接入り、
検温や手洗いを済ましたら、
すぐに施術するお部屋に通されました。

先日お話ししてくれた先生と、
指導医さん、助産師さんと看護師さんの4人体制。

お腹を出して、
術野がまあるく空いた青いシートを置いて
(よくドラマでも見るやつ)
消毒を2度塗り。

エコーで赤ちゃんの位置を確認したら、
針の準備。。。

その針が、
前腕くらい長ーーーーーーくて、
そして太い!!!
しかも助産師さんがうまく出せないのを
指導医さんが注意しながらモタモタ出す。

でも、私はまな板の上の鯉。
今は何も動じず、
施術がうまくいくようじっと耐えるのみ。
と思って見守ってました。
何か聞かれたら、
ハイ!!!と元気な声で返します。

このまま指導医さんが刺すのかな、と思っていたら、やはり前回の先生が刺すようで、
ゆっくり、慎重に、
場所を探してました。
そして赤ちゃんの真近くのちょっとした空間目掛けて、
「ちくっとしますよー」とプスーーー。。

イテテ、
となりますが、耐えられないほどでは、ない。
けど、ジリっと痛い。
けど耐えるのみ!!!!
赤ちゃんのが頑張っている!!

エコーの画面が見えていたので、私も見てましたが、針は本当に赤ちゃんスレスレ。
そして、
「あれ、引けない」
と言っては何度も卵膜部分を往復させます。
どうやら卵膜まで針が貫通できず、
羊水が引けない様子。
そのうち赤ちゃんが動き出し、手が針の近くに。
「近づいてきちゃった…一度、抜きますね」
と言われ抜く事に。

ふーーーーーーーーー。。。。

羊水検査、
やはり流産の危険も伴う検査だし、
とにかく針先が赤ちゃんに刺さりそうな状態になるし、
赤ちゃんは本当に大丈夫なのか!!!
生きた心地がしない!!

けど、
私はまな板の上の。。。
と気を取り直して、

2度目。
痛い。

何度も針を往復させるけど、
やっぱり引けない。ハラハラ。
抜く。

3度目。

やっぱり引けない。
抜く。

何度も何度も、エコーの赤ちゃんにぶつかりそうな針先。
先生同士では、
「胎盤貫通させるか」
「いややめましょう」
「あともう少し、スッと針を刺したらいけるんじゃ」「いや当たりそうなので危ないです」
とか何とか繰り返しながら刺したり抜いたり。
もう私もどんどん緊張が高まりすぎて、
息も荒くなるし、その分痛みの感じ方も増える。
5分で終わると言われてたのがもう15分は刺してる!
刺してた先生が、
「代わりますか?」って指導医さんに聞いても、
「んー」「針変えてみようか」だけで終わる。
針じゃない、多分人の話したような。。。


4回目の前、あまりに不安になって
「赤ちゃんに少しくらいチクってなっても良いんでしょうか?」
って聞いてみたら、
指導医さんが「いや、ダメだよ。嫌でしょあなたでも」という回答。
そうだよねーーーーーー!!!!!


4回目の穿刺、
本当に本当に、針は赤ちゃんに刺さってるんじゃないかってくらい
赤ちゃんのオデコと手元スレスレで針を行き来させていて、それでも、引けない羊水。
「危ないな。。。抜きますね。」
そう言ってまた抜く。
けんさのためには
その場所しかないのかもしれないけれど、
どれだけ赤ちゃんを危険な目に合わせてるのか、
見える分だけ辛い。

その時。
おもむろに、指導医がエコーを手に取ってお腹を確認したら、
「空いてるじゃんここ!」
と、全く何にも映らない子宮の空間を発見。
今度は指導医が針を改めて持って、
「いくよー!3.2.1」
でプスーーー!!
「はい入ったよ、取って」と、
最後はあっけなく貫通。
やっと、やっと、羊水が取れました。


2、3度目くらいから、
あなたがやってくれれば
良かったのでは。。。。


とは言わないけど。


やっと、
やっと赤ちゃんの危険な時間が一つ終わったと思って、かなりホッとしました。

羊水をシリンジで取った後、
針を抜いて、30分休み。

気が抜けたら、
大切な赤ちゃんに
こんな危険な事をさせてしまった事に、
どんどん申し訳なくなってきました。
私がどんな子であっても産むと決めていたら
こんな危険な検査、しなくてもよかったのにと。
泣けて泣けて、上を向きながら一人で泣いていました。

本当は横に助産師さんもいたのですが、
何だか記録など忙しそうで
こちらに視線は向けられていませんでした。
あまりに涙が出るのでティシュをゴソゴソ取ろうとしたら私の動きに気づいてくれました。

あら、痛かった?ビックリしちゃったかな?

いえ、赤ちゃんに申し訳なくて。。。

と伝えながら嗚咽も出てきたら、
その後は全く話しかけてもらう事もなく、
視線も向けられる事なく、
また忙しそうに作業したり、看護師さんと
指導医さんが伝えていた針のスムーズな開け方のおさらいをしていたりしました。
(そういう気遣い、なのか?な?)


ただただ、
申し訳ない、
ごめんね、ごめんね、
の時間でした。
人がいなくなったタイミングで、
「ごめんね、ビックリしたよね、
大丈夫だからね、ママが守るからね」
とお腹に手を置いて話しかけていました。


この検査を自らした私が、
守るって、
なんだろう、
と言った後思いましたが、
自然と出てた言葉でした。


20分後くらいに
先生が改めてエコーチェック。
赤ちゃんは前よりも骨がシッカリしていて、
くっきり顔の形も写っていました。
大きくなってるなぁ。。。

大丈夫でしょう、とのことで、
帰宅許可です。

これでこの日は終了。

ただ、
やっぱり何度も穿刺したお腹は痛くて、
けどきっと収縮っていうよりも穿刺の痛みだな
と確認しながら、
そのまま家に帰ったり
車の運転をするのが怖くて
1時間以上病院内にとどまりました。

何とか家に戻りましたが、
その日はやっぱり、
横になっていると大丈夫だけど、
動くとイタタタ、な日。

旦那さんと子供は私のこと気遣ってくれて、
余り動かなくてもいいように
色々と自分達で動いてくれました。

ありがたい。ほんとありがたい。

赤ちゃんにも話しかけて、
お疲れ様、な日でした。


ここから3日後が結果説明の日です。


その日が来なきゃ良いのに、
と思っていました。


続きます