少しづつ花粉症が出てくる季節ですね。
最近では北陸の地も温暖化の影響なのか?「春が来る」のが早いように感じます。
我が家の窓から奇麗な梅の花が咲いているのを見て、心が癒されます。
お陰様で、うちの教室に通われている方は「花粉症」を卒業される方が殆どです。でも、
毎年この時期に、花粉症になる特徴は必ず皆さんにお話させていただいております。
大和ヨガは自覚なく改善する事が多いからです。
「いつの間にか肩こりしなくなった」
「気づいたら花粉症が治っていた」
「何故か腰痛が出なくなった」など...
私的には、
「昔の日本人の身体の使い方を学ぶ事で、確実に、日本人は強く元気になる」と、実感しているし、実際にそうなっています。
会員さんが「こんな事で治ると思わんもん!!」って、話してくれると、私は、ホントに嬉しくなります。「でしょ!でしょ!」って...!
私の師匠は、「風邪も花粉症も病気ではなく、身体の運動なんだ」
と、言ってるんです。
肩甲骨が開く、風邪は季節に乗る、渡し助け舟。
冬は寒さで体が縮こまり首が硬直し、その姿勢で眼が疲れやすい。
眼の悪い人の肩甲骨が歪んで可動性が悪くなっています。
呼吸器が弱い人は、肩が内転して胸を縮めた姿勢です。
春になると肩甲骨が弛んで動きが良くなり胸が開き出してくると、息が深くなってきます。
春に向けて、身体は若返ろうと動きます。
身体の新陳代謝を促進するには、呼吸器が活発に働く必要があります。
身体は呼吸器を広げたい、深い呼吸をしたいのです。
深い息ができるように、肩甲骨や肋骨の可動性を高める運動が出てきます。
風邪は非常に貴重な自助作用です。
風邪は治さずに経過させることで、身体が浄化されます。
また、身体には不要なものを排泄する機能があります。
大小便の排泄で処理できないものは、汗として皮膚から処理します。
特に、呼吸器が未発達の幼児は、皮膚が代行します。
季節の変わり目に風邪をひいて、新鮮な体を保持しよう。
2月は最も乾燥する季節です。
空気が乾燥すれば、体の水分が減って身体が変調して、敏感な人は風邪をひきます。
今年もインフルエンザが猛威を振るっていますが、身体はウイルスの助けを借りて、冬から春への体液転換の調整運動をしています。
最も乾燥する2月~3月にインフルエンザが流行します。
身体が、重心の偏りで、まとまりがなくなってくると全身の力を動員して、本来のマトマリの状態に戻す整体運動を起こします。
風邪は、体の偏り疲労を修正する、身体自身の調整運動です。
だから、治さずに経過に協力することが大事です。
12月頃に風邪をひくのは、冷え込みに対して身体が対応しにくいために起こる変化です。
2月頃の風邪は、体が乾燥して水分不足となり、身体の免疫力が低下してインフルエンザや花粉症などの症状が出てきます。
インフルエンザはウイルス性と言われますが、風邪の一種です。
身体が乾燥して、体表面の水不足で発汗機能低下によるのです。
2月頃の風邪には、水を少しづつ、チビチビと回数多く飲むことです。
インフルエンザの次に来るのが、花粉症です。
2月から3月は、後頭骨、肩甲骨から骨盤の可動性が変化する時期です。
これらがスムーズにいかない人に、花粉症の症状が出てくるのです。
鼻や目の症状が現れるのは、後頭骨のゆがみが影響しています。
これも、冬の体から春の体への変化するために、つかえを取ろうとする調整運動です。
花粉症は近年流行した病気ですが、自家中毒状態から脱皮するために、水の代謝を促進して粘膜や皮膚と呼吸器を活性化しようとする偏り修正の運動です。
足の感覚が出る足袋
現代の私達の生活スタイルでは、中腰の姿勢で動くことがなく、正座や蹲踞の姿勢もほとんどしません。
足首を満月に曲げたり、足裏を伸ばしたりする必要がないので、足首が硬くなっています。
足首が硬くなると、消化器、生殖器の働きが鈍ってきます。
足袋は、親指が他の4本の指から分離していますが、足の親指は「腰の力」とか、「意志の力」に関係します。
草履・下駄・足袋など、足の第1指と第2指の間に鼻緒を位置することで、足の親指を鍛え、腰に力が入るのです。
足の第一指と二指を小股と呼びます。
昔は、小股が切れ上がったいい女と言いましたが、腰の力、骨盤、生殖器の働きを意味しています。
足の親指に力が入ると、足首も締まります。
足首は、胃袋の働きや生殖器の働きを表しています。
よく、「足首は締まった方がいい」と言います。食べ過ぎたりすると右足首が太くなり、生殖器を壊すと左足首が太くなります。
足首を屈折する運動を繰り返すと、消化器や生殖器の働きが高まってきます。
アキレス腱は、頸筋に関係します。頭が疲れるとアキレス腱が縮みます。アキレス腱を伸ばせば、頭の血行が良くなります。
足の裏は、腎臓と心臓に関係があります。
蹲踞や跪座は、自然に足の裏の土踏まずを鍛えていることになります。
春に向けて、冬に強張った身体を弛めるために丹田を意識して脱力する身体の使い方を心掛けましょう。
著;吉川隆啓「季節に乗る身体の自然」より抜粋