新緑が気持ちの良い季節になってきました。庭で気持ちよく寝ている愛猫を見ていると、こっちまで幸せな気持ちになります。

 

春はエネルギーが上昇する時期だからなのか…、今年の春は私の身の回りでも沢山の変化があります。私にとっては、良いことで×2で、とっても嬉しい春です!

皆さんはいかがですか?

 

春から初夏にかけては、昔の古傷が表に出てくる時期でもありますから

腰痛や体調不良に気を付けてお過ごしくださいね。

大和ヨガの教えを知ると、何か不調がおきても不安にならず対処が出来るので

ホントに有難いと感じます。

 

ここでの話は、まだまだほんの一部でしかありませんが…

 

 

 

春は水が入れ替わる時期

 

 自然界の一切が常に動いて変化しています。自然の働きは「調和の運動」であり、生命の働きは「自然の調和の働きに同化する働き」です。

私たちの身体も刻々に変化して、常に環境との調和を保っています。

身体は季節の移り変わりに3週間ほど先んじて変化します。天候、日差し、風、空気や雰囲気の変化を敏感に察知して適応・同化します。同化とは、リズムの同調現象です。 

 

 

 季節が変わる時、身体の水も入れ替わります。春は新陳代謝が活発で、排泄作用が強くなって、皮膚病などが出やすいです。花粉症は、目(脳と肝臓)、鼻(肺と生殖器)、皮膚(神経)、喉(腎臓)などから、古い水を捨てる症状です。身体の中で特に「水」に関係する器官は、皮膚(発汗作用)、肺(空気中の水分を集める)、胃腸(水分の吸収と排泄)、腎(体液・血液・体液のろ過作用、血液・体液の配分作用)などです。

 

 

現代病は、自家中毒、肝臓と副腎の働きを高めよ

 

 現代病の代表である癌、糖尿病、リウマチ、関節炎、筋腫、心臓病、胃潰瘍、喘息、アトピー、薬害なども含め、ほとんど自家中毒症のものが多い。自家中毒の原因は、多くは栄養過剰と頭、肝臓、腎臓の疲れです。

 腎臓の疲労は、頭の疲れ、目の酷使、筋肉の酷使、食べ過ぎ、冷え、打撲などがその主な原因となっています。肝臓の疲労は、ホルモン系の薬の害が多いです。

 

 肝臓の処を温めたり、足湯や後頭部の温シップなどで汗を誘導することも肝臓の疲れを取るのに有効です。

現代人は肝臓が疲れています。薬害や環境ホルモン、電磁波なども肝臓に影響を与えます。毒を解毒するのは、主に肝臓の働きです。右上腹部肋骨部内は、肝臓の調整点で、解毒の急所です。栄養の吸収は、右肋骨とへその間の門静脈で行われ、すべて肝臓を通って、心臓に入ります。これを「腹心還流」と言います。
 

 

腹を柔らかくする

 

この時期、横臥位してへその周囲をゆっくりと押さえて弛めると、下腹が充実してきます。

 

息を吸う時に腹が柔らかく弛み、吐く時に下腹が張り出し、腰腹同等力で中心力が高まる呼吸法がいい。この時、腹は前に張り出し、腰は後ろに膨らんできます。

古来より日本で日常的に行われていた『逆腹式呼吸法』は、腹の感覚運動です。

 

腹(へそ)は体力、気力の中心で、腰は運動(行動)の中心です。常に腹腰同等の力が動くようにすることが、身体運動の要諦です。

 

 腹は感情の動きが最も微細に反映されるところです。 

自分の言いたいことが言えないで欲求不満を起こすと、上腹部が硬くなります。心配や恐怖はみぞおちが硬くなり、腹が立ちやすい人は右上腹部が硬くなって肝臓を傷め、直腹筋がいつも緊張して腹が立っています

気持ちがうまく表現できない、気持ちが相手に伝わらない時は、みぞおちが硬くなって息が詰まります。  

 

胸が硬くなると、塞ぎ込み、不安になります。

夢や希望や情熱というのは、胸で感じます。胸が開けば息が楽になります。素直に自分のしたいこと、好きなことが思い浮かんだら、すぐに行うことが大事です。

足をどんどん使って身体を動かして、やりたいことをやりきろう!

 

 

               著;吉川隆啓「季節に乗る身体の自然」より抜粋

  

 

 

 

めっきり春らしくなってきました。寒い日もまだまだあるので、体調を崩す方が多いようですが皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

 春は、身体も心も開いて上がります。現代では、

こんな季節の変わり目に身体がついて行けず、「花粉症」や「春の欝」など、体調不良に病名がつけられています。

 

そんな、現代の風潮を見越してか、

私の師である吉川先生の書物には「季節に乗る身体」シリーズが多くあります。

季節の変わり目に、なんらかの症状で体調を崩すのは「現代病」と言っていいのではないかと感じています。

 

 大和ヨガを続けて20年近く(以上かな( ^ω^)・・・⁇)になりますが…

毎年、春になると素直に心が弾み、夏は暑さの中でも涼を楽しめ、秋は収穫に酔いしれながら冬を迎える、なんて事が普通に出来る事に心から感謝です。

 

 風邪を引いたり(コロナも経験済)、病気になる事も(去年はうっかり食中毒になりました(;^_^A)もちろんありますが、習った手当法や養生法を実践することで、軽度で乗り越えられる。

もう何年もお薬を飲んでいません。(点滴はあります(笑))

 

 私の身体が強いのではなく、大和ヨガの教えが凄いんです。

 

 

  頭、胸、腹が連動して開く。

 3月に入ると、骨盤の開閉運動(性の働き)が活発になって気が上がります。骨盤が開くと身体も頭も一気に弛んで、本格的な春に身体は変化します。

 春は、後頭骨(顔)肩甲骨(胸)、骨盤(腹)が連動して開閉運動が活発になって、全身に弾力が出てきます。骨盤は全身の開閉運動の中心です。

冬の間、身体が縮んで骨盤が締まっていたのが、春になると開いてきます。気温が暖かくなるにつれて、頭から順次下方に弛み、骨盤が弛んで春の身体です。

骨盤の弾力は、性の力です。心が緩みすべてが感動的で新鮮な生命の息吹を感じます。骨盤が弛むと、気分も開放されます。

骨盤の開きに合わせて、肩甲骨と胸が開閉して、首とみぞおちが弛んで、下腹が充実します。
普通、骨盤は開くと下がって、腰が引けて身体が弛むのですが、春は性エネルギーの上昇力が強いために、「骨盤が開いて且つ上がって腰が伸びる」独自の動きが特徴です。

ウキウキ、ワクワク、陽気な気分になっていきます。

 骨盤が弛む急所は腰椎4番で、その4側を『呼吸活点』と言います。C4、D4、L4は、それぞれ身体の三つの球の開閉運動と呼吸運動の急所です。

頭(後頭部)、胸(肩甲骨)、腹(骨盤)は、発生学的に三つのタマ(球)から発生し、相関して連動しています。

仙道では、上丹田・中丹田・下丹田と呼び、神経的には外肺葉・中肺葉・内肺葉の三部類に対応します。
丹田は、へそから一寸五分下のところで、腹部第三調律点と呼び、排泄系の元締めです。
特に、骨盤と後頭骨はシーソー関係で、一定のリズムで交互に開閉運動を繰り返して脊髄液の流れを調整しています。

胸は二つの球の中間にあって、拡張・収縮の呼吸運動によって頭と骨盤の運動をコントロールする役割を果たしています。古来、呼吸を重視する所以です。

吸気では頭が拡がり、骨盤は前傾して閉まり、呼気では頭が閉まり、骨盤は後屈して開く。

 

 

 

 骨盤力と腹の力が生命力(性の力)と行動力の元

 冬に風邪をひいておくと頭や目の疲れが抜けて、首や肩甲骨周辺が緩みます。肩甲骨が弛むと胸が開いて息が深くなり、頬骨も緩んで顔が柔らかくなってきます。

頬骨は骨盤と相似で生殖器、特に卵巣、睾丸が悪くなると突出してきます。

肩甲骨が弛むと胸椎3番・4番が弛んで心肺機能が活発化します。もっと暖かくなって胸椎5番から8番あたりが緩むと、汗が出やすくなってホルモン分泌が盛んになります。

温かくなるにつれ、冬に皮下に備えられていた脂肪が溶けて腸から排出されます。春の下痢は不要なものを出して腹の弾力を保つ働きです。

暖かい日に時々腹を空気にさらすと、腹が引き締まってきます。

腹部は古来、「腹脳」と呼び、潜在意識の宿る処で体力・気力の中心です。へそに掌を当てて、ゆっくり深く呼吸していると感情が安定し、体力が充実してきます。

春は腹が張ってくる(充実)する季節です。腹(へそ)は体の出発点であり、生命力の源です。

  

 

               著;吉川隆啓「季節に乗る身体の自然」より抜粋

 

 少しづつ花粉症が出てくる季節ですね。

最近では北陸の地も温暖化の影響なのか?「春が来る」のが早いように感じます。

我が家の窓から奇麗な梅の花が咲いているのを見て、心が癒されます。

 

 

 お陰様で、うちの教室に通われている方は「花粉症」を卒業される方が殆どです。でも、

毎年この時期に、花粉症になる特徴は必ず皆さんにお話させていただいております。

大和ヨガは自覚なく改善する事が多いからです。

    「いつの間にか肩こりしなくなった」

    「気づいたら花粉症が治っていた」

    「何故か腰痛が出なくなった」など...

私的には、

「昔の日本人の身体の使い方を学ぶ事で、確実に、日本人は強く元気になる」と、実感しているし、実際にそうなっています。

会員さんが「こんな事で治ると思わんもん!!」って、話してくれると、私は、ホントに嬉しくなります。「でしょ!でしょ!」って...!

 

 私の師匠は、「風邪も花粉症も病気ではなく、身体の運動なんだ」

と、言ってるんです。

 

 

 肩甲骨が開く、風邪は季節に乗る、渡し助け舟。

 

  冬は寒さで体が縮こまり首が硬直し、その姿勢で眼が疲れやすい。

眼の悪い人の肩甲骨が歪んで可動性が悪くなっています。

 

呼吸器が弱い人は、肩が内転して胸を縮めた姿勢です。

 

春になると肩甲骨が弛んで動きが良くなり胸が開き出してくると、息が深くなってきます。

 

 春に向けて、身体は若返ろうと動きます。

 

身体の新陳代謝を促進するには、呼吸器が活発に働く必要があります。

身体は呼吸器を広げたい、深い呼吸をしたいのです。

深い息ができるように、肩甲骨や肋骨の可動性を高める運動が出てきます。

 

風邪は非常に貴重な自助作用です。

風邪は治さずに経過させることで、身体が浄化されます。

 

また、身体には不要なものを排泄する機能があります。

大小便の排泄で処理できないものは、汗として皮膚から処理します。

特に、呼吸器が未発達の幼児は、皮膚が代行します。

 

 

 

 季節の変わり目に風邪をひいて、新鮮な体を保持しよう。

 

 2月は最も乾燥する季節です。

 

空気が乾燥すれば、体の水分が減って身体が変調して、敏感な人は風邪をひきます。

 

今年もインフルエンザが猛威を振るっていますが、身体はウイルスの助けを借りて、冬から春への体液転換の調整運動をしています。

 

最も乾燥する2月~3月にインフルエンザが流行します。

 

身体が、重心の偏りで、まとまりがなくなってくると全身の力を動員して、本来のマトマリの状態に戻す整体運動を起こします。

 

 風邪は、体の偏り疲労を修正する、身体自身の調整運動です。

 

だから、治さずに経過に協力することが大事です。

 

12月頃に風邪をひくのは、冷え込みに対して身体が対応しにくいために起こる変化です。

2月頃の風邪は、体が乾燥して水分不足となり、身体の免疫力が低下してインフルエンザや花粉症などの症状が出てきます。

 

インフルエンザはウイルス性と言われますが、風邪の一種です。

身体が乾燥して、体表面の水不足で発汗機能低下によるのです。

2月頃の風邪には、水を少しづつ、チビチビと回数多く飲むことです。

 

インフルエンザの次に来るのが、花粉症です。

2月から3月は、後頭骨、肩甲骨から骨盤の可動性が変化する時期です。

これらがスムーズにいかない人に、花粉症の症状が出てくるのです。

 

鼻や目の症状が現れるのは、後頭骨のゆがみが影響しています。

これも、冬の体から春の体への変化するために、つかえを取ろうとする調整運動です。

 

 花粉症は近年流行した病気ですが、自家中毒状態から脱皮するために、水の代謝を促進して粘膜や皮膚と呼吸器を活性化しようとする偏り修正の運動です。

 

 足の感覚が出る足袋

 

 現代の私達の生活スタイルでは、中腰の姿勢で動くことがなく、正座や蹲踞の姿勢もほとんどしません。

足首を満月に曲げたり、足裏を伸ばしたりする必要がないので、足首が硬くなっています。

足首が硬くなると、消化器、生殖器の働きが鈍ってきます。

足袋は、親指が他の4本の指から分離していますが、足の親指は「腰の力」とか、「意志の力」に関係します。

草履・下駄・足袋など、足の第1指と第2指の間に鼻緒を位置することで、足の親指を鍛え、腰に力が入るのです。

足の第一指と二指を小股と呼びます。

昔は、小股が切れ上がったいい女と言いましたが、腰の力、骨盤、生殖器の働きを意味しています。

足の親指に力が入ると、足首も締まります。

足首は、胃袋の働きや生殖器の働きを表しています。

よく、「足首は締まった方がいい」と言います。食べ過ぎたりすると右足首が太くなり、生殖器を壊すと左足首が太くなります。

足首を屈折する運動を繰り返すと、消化器や生殖器の働きが高まってきます。

 アキレス腱は、頸筋に関係します。頭が疲れるとアキレス腱が縮みます。アキレス腱を伸ばせば、頭の血行が良くなります。

 足の裏は、腎臓と心臓に関係があります。

蹲踞や跪座は、自然に足の裏の土踏まずを鍛えていることになります。

 春に向けて、冬に強張った身体を弛めるために丹田を意識して脱力する身体の使い方を心掛けましょう。

  
             著;吉川隆啓「季節に乗る身体の自然」より抜粋