脳腫瘍がやってきた♪ヤアヤアヤア -18ページ目

脳腫瘍がやってきた♪ヤアヤアヤア

突然発見された脳腫瘍。わたしは、いかに病とたたかっていくのか。この苦難のあと、わたしは、どんな人になれるのか、自分観察日記です。

ICUに到着。
またしても、てきぱきてきぱき処置される。

父ちゃんと弟がきてくれた。父ちゃんは、安心の余り、体も顔も真っ赤になっていた。
みんなには、ありがとうの言葉しかでてこない。
一人一人顔と名前を思いながら、弟に親戚のおばちゃん達人数分の握手を託した。

でも、気持ち悪くて吐いてしまい、面会は終了となりました。


そのあとは、長い長い夜のはじまり。
手術はほぼ10時間かかったらしい。

1度、製薬会社のプロパーさんがきて、S先生に面会を申し込んでいたが、看護師さんが、「長い手術があったから、お帰りになりました。」みたいな返事をして追い返していた。えっ私の事、どうするの?と思っていたら、なんのことはない、ちゃんと来てくれました。先生に感謝を伝えて握手してもらっちゃった。私には、天井がサーと流れる見え方をしたり、遠くが、二重に見えたりしていたので、
その事を伝えると、複視というのがまれに起こるが、腫瘍がそういう場所ではないから、様子をみましょう、と言ってくれました。


先生は、そのあとも、遅い時間に再度来てくれた。わたしは、クララが気になり尋ねた。
生検に出すために瓶詰めされたクララ。
時間がおそかったため、回収されずに取り残されていた。
ピンク色のモコモコした物体でした。直径5センチ、高さが6センチ位のビンに入ったこの子が、半分の大きさですって!半分は凍結されたそうです。
家族に見せてから生検に出すことを約束してもらいました。

頭の中でいったい何がおきているのか、突然小学校に入った頃の出来事が鮮明に浮かんできた。それも、今まで忘れていたような事はかり。
そこで、小学校一年生から順に思い出してみることにした。
次々に浮かぶ懐かしの映像。懐かしい友達。
大学位まできて、思い出したくない事も出てきたんだけど、はた、と原因に思い当たり、
悪いのは自分だった事に今更気づいた。

そして物凄く後悔したけど、受け入れられた。
あれは、私が悪かったよ。
そのあとの出来事は、もう、うやむやでわからなくなった。

だけど、ICUではほんとに看護師さんの働きのすごさを知ったし、ドクター達にも、家族にも、友達にも、ありがとうの思いしか湧いてこないの。わたしは、新しい脳のスペースを感謝でフォーマットしたらしい。






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