脳腫瘍がやってきた♪ヤアヤアヤア -17ページ目

脳腫瘍がやってきた♪ヤアヤアヤア

突然発見された脳腫瘍。わたしは、いかに病とたたかっていくのか。この苦難のあと、わたしは、どんな人になれるのか、自分観察日記です。

その次に体験した、突拍子もない、お笑い。

ずいぶん離れたスペースなんだが、お年寄りが入っているらしい場所があった。
一番奥の人は、ナースコールを押しまくる。ひっきりなしである。奥から2番目の人は、ナースコールを押さずに「おい!おい!」
と呼びまくる。

看護師さんも、はじめのうちは覗いていたけど、やがて、2部屋を放っておくようになっていた。
しかし、2部屋の攻撃はやまない。ついに一番奥の人は、ナースコールを引きちぎるという暴挙に及び、看護師さんに、散々しかられてしまった。

奥から2番目の人は、相変わらず「おい」を続けていたけど、看護師さん、これも無視。

そしたら、寝ていると思った私の隣のおばあちゃんが、「なんか食べたいのー?」と、突然お返事を返したのだ!そのあとも「おい、おい」が出るたびに「ハンバーガー?」「豚カツー?」と返事を返し「お肉だったら、ガストにいく?」「わたし、今車から降りたいんだけど、降りられないのー」おばあちゃん、車(ベッド)から降りようとしたらしい。ここで気づいた看護師さんが、明日にしようね、みんな寝てるからね、といさめると、次におい、おい!とよばれた時に「また、明日ね♪ダメなんだって」と応えていたのであった。不思議とおい、おい!も止んだ。
たぶん、おじいさんには聞こえてなかっただろうに。

私は二人のやりとりがおかしくて、声をあげて笑ってしまったんだけど、考えさせられました。

たぶん、妻をおい、おい!と呼んできたおじいさんと夫からそう呼ばれてきたおばあちゃん。

ナースコール引きちぎった人も一緒に、三人でまとめておけたらいいのかな。
話したいんだよね、きっと。
看護師さんは、三人で夜勤みたいだったから、全く話を聞いてあげる余裕はないんです。

でも、私は感謝の次に、お笑いでフォーマットできたことが、とても嬉しかったのでした。


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