キャベツマラソンレポの続きです。
パノラマラインの折り返し後の坂をそれなりに走って上り切ったところまで書きました。
ここまで来たら、パノラマラインは下り基調
さあ、楽しく駆け抜けるターンです
涼しいからほんとに今年は走りやすい。去年と比べて残ってる元気が違う。
愛妻の丘のエイドではいつもかぶり水をもらうんだけど、今年はさすがにいらない。
給水もそんなにほしくない。お水もらって口を潤す程度で大丈夫。
で、少し走っててコース見て気付いたのが。
あれ、なんか上り坂、ないパノラマの折り返しはずっと下りだと思ってたけど
まあ、あるよね
それなりに疲れてきてるので、ちょっとした勾配も坂に感じるようになってきた。
いやいや、ここはノーカン、坂じゃないはず、と思うものの、きついかもと思ったら無理せず歩きを織り交ぜました。
ただ感じたのは、結構視覚に惑わされる、と言うこと。
一面キャベツ畑でコースが見通せるため、なんとなく上り坂があるように見えて気持ち的に萎えてしまう。でも実際走ってみると全然上ってなくて、普通に走れる道だったりする。
パノラマラインを車で通る時も結構なアップダウンに感じて「こんなとこ走れる気がしない」とか思っちゃうんだけど、でも走ってみると案外そうでもない。
坂は冷静に立ち向かった方が面白いなあと思います。
上りは無理せず、下りは気持ちよくスピード上げ気味で走ります。
疲れてくると下りでも脚が動かなくなるんだけど、今日はそんなことなくて楽しく走れる
残りの距離と時間をちょっと考える。
パノラマラインの出口を11時半に通過すれば、残りの激坂を歩き倒しても12時には間に合うはず。
ということは、このあとのパノラマはキロ7分半で走らなきゃいけない。上りは落ちてるけど下りで上げてるから大丈夫かな
予定通り、11時半でパノラマ脱出、いよいよラストの激坂区間へよし、がんばって歩くぞ
坂は2kmかと思ってたら実はまだ2.4km残ってて少し焦る。いや、でも大丈夫なはず。
今年は直前で激坂一度踏破してるので、勝手がわかっててそんなに悲壮感がない。
パノラマからは緩やかに上り始めるけど。。さすがに今日は走れないので歩く。歩くと言ってもキロ12分超えないようにパワーウォークでガシガシ上る。歩いてるだけなのにぜーはーしてくる
そうそう、この池が前半の半ば。もうしばらくきつめの上り。でもその後にフラットになる区間が一瞬出てくる。フラットはよ来いと思いながら上り続ける。
そして現れたフラット区間。練習の時はここは走れたけど、果たして今日は。。お、走れる
フラット区間は湖畔の湯で曲がるとこまでの何百メートルかなんだけど、なんとかちょこちょこ走る事ができました。走りたいところで走れたのはほんとに楽しい
湖畔の湯を過ぎるあたりで、カフェイン入りメダリスト冴を補給。エイドでお水もらって、気合い入れて激坂後半へ向かいます。
太鼓応援の子供達がきゃっきゃと坂を駆け上がったり駆け降りたりして遊んでて、元気やなーと思う
みんな歩いてる私とすれ違うと「がんばれー」と声をかけてくれました。
あと1km。
走るのはきつくて無理だけど、後いくつくらいカーブを曲がれば多分終わり、ってコースがわかってるから、安心して元気に前に進める。
あいさいの宿の看板過ぎたらあとちょっとで急な上りは終わりなんだけど。。と思いながら進むと。
なんとこのスバのキャラクター達の立て看板がコース沿いに
そしてなんと、キャラクター達の応援の声が
「く、苦しい、だけどがんばるんだ」
「辛くても君ならできる」
みたいなメッセージが延々と流れてる。
これ、普段この企画を聞いたらつまらないと感じそうだけど、へろへろで坂を上ってる時にプロの声優さん達の迫真の応援メッセージを聞くと。。かなり元気出ましたいいな、これ。アニメの内容ほぼ知らんけど
なんとか急坂区間を終えて最後の直線へ。
走れるかな、いやそれなりに上ってるからやっぱムリ、と思ったけど。
カメラマンさん発見したので、その前だけなんとか力を振り絞って無理やり走るしんどい
カメラマンさんの前を過ぎたら再び歩いてフィニッシュゲートのあるグランドへ。
む。ここから先は誰に見られてるかわからんから、がんばって走るか、もう坂はないし
へろへろになりつつ、なんとか走ってる格好でグランドに入り、バンザイしてゴール
したところを、竜さんに、しっかり写真撮っていただきました
いやあ、最後走ってよかった
ちらっと時計を見たら11時55分某。
いつも秒単位でギリギリゴールなので、これはいいかもしれん
確認したら、昨年より1分くらい速くなっててコースベストでしたやった
天気は曇り時々雨、気温20度。ほんとお天気に助けられて、最後まで思ったように進めて、すごく楽しいレースとなりました。だいたい狙った通りに攻略できて、なんか坂に負けた感がなくて、すごく満足できたんですよね。
最近は「なんでもっと走れなかったんだろう」「こんなにしんどいなんて、私ほんとに走れない」って後悔しちゃう走りが多かったのだけど、楽しくて楽しくて、これからもまだまだ走りたいって思える終わり方でした
次回は走りの内容とかもう少し振り返ろうと思います。