ツインレイ物語十二話 タイムパラドックス ~あの日 あの場所で・・・~ | オーストラリアに住むチャキ子のつぶやき。

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続き・・・

 

大魔導士「私とあなたの繋がり・・・。うん、過去で繋がってるのは分かるの。でも・・・

 

分からない、いつどこでどんな風な関係だったか。えへへ・・」

 

大魔導士は言った。

この人は、視えない事も正直に言ってくれる。

 

彼女はどんだけ遠くに離れていようが、相手の顔すら見えなかろうが、たいていの事は視える。視えるだけではなく、第三者の事を訪ねて、その人を霊視した時の感情、事故死した時の痛みなんかも伝わってきて味わってしまう程の霊力がある。

話の途中でも、強いエネルギーがやってきたら、「あ、こいつはダメよ、関わってはいけないからね」と忠告してくれる。

 

すごいな、さすがだなと思う反面、普通の人とは違う苦労を沢山してきたんだろうなと容易に想像できる。

こんな霊力ひよっこの私ですら、普通の人のようになりたいと願った事は今まで多々あったのだから。

 

大魔導士「だからもし、あなたが何か私との繋がりが視えたら教えてね~!」

 

逆依頼されてしまった(笑)

 

そう、霊能者と言ったって、何でも視える訳じゃないんだ。そして、霊能者の大半はスピリットの声が聞こえて、そのままクライアントに助言をしたりする。つまり、彼らや私も、スピリットの助けなしでは何も視えないし何も分からないんだ。

 

Me「ねえ、スピリット。大魔導士はベルギーの前世では私のお医者さんだった??」

 

答えは「No」だった。

 

Me「じゃあ…家庭教師??」

 

「No」

 

Me「看護師?学校の教師?占い師??」

 

色々聞いてみたが、返事はどれもNoだった。

 

Me「じゃあ何なのよ?」

 

と聞いても返事は返ってこなかった。

 

でも、私と大魔導士は前世で繋がっていたのは間違いないらしい。

 

だったら、教えてくれてもいいのに。。。

こんなの私が分かる訳ないじゃん、片っ端から言い当てていく手もありだけど、なんかそれもなぁ。。。

 

私はネットで別の霊能者を探していた。

できれば日本人がよかった。やっぱり、どんな専門分野でも、普段使わない言葉があるから、理解に時間がかかったりする。つまり、日本人は日本語で話すのが一番良し!

ってな訳で、日本人霊能者を探してみる事に。

 

色んなサイトを見ていくと、「前世を視れる」という人はかなり少ないが、いるにはいるんですよ。

でも、その中でも特に、

 

「アカシックレコードにアクセスできます」

 

という霊能者。

 

アカシックレコード・・・

 

調べてみると、

 

それは、今までのあらゆる出来事を記録してあるデータバンクであり、膨大な量の情報が、宇宙のどこかに存在しているそう。

それは一個人の前世から、他人、あらゆる動物、生物、そして全ての惑星、宇宙の歴史にいたるまで、「全て」の情報である。

それは、宇宙の図書館とも呼ばれていて、そこにうまくアクセスできれば、自分の前世やあらゆる過去の出来事を知る事ができるらしいのだ。

これは、20年程前に、坂本政道著者の「死後体験」でも書かれていたような気がする。(私の過去blog、来世シリーズ第5話参照)

 

にわかに信じがたいが、それは視えないからであって、視える人からすれば本当なんでしょう。英語サイトでもアカシックレコードの事は書かれていて、そこにアクセスできる霊能者に視てもらおうと思えば、かなりの値段がする。

 

私は日本人でアカシックレコードにアクセスできる霊能者を探す事にした。

霊視のみだけだと、視れる範囲が限定される事が多いけれど、アカシックにアクセスできる人なら何でも視てもらえる。

値段もかなりするが、1時間という枠の中でセッションを行うらしく、私が聞きたい事なら何でも視てもらえる。今まで全ての前世とどのようにして生涯を過ごしたか、いつのどこにいたかも全て分かる。

 

知ってどうすんの?と思うかもしれないが、

私は過去を知る事によって、バラバラになったピースを再び元に戻していく事ができ、過去を知る事は、エヴァンの心の傷の原因も知り、どのように克服していけばいいかも見えてくるからだ。

過去を知りすぎるのは良くないとか、今を生きないと、とか言う人いるけれど、

 

私は基本的に、究極ポジティブシンキングで前しか向いてないので、こんな風にでもして過去を振り返って学習して、ようやくプラスマイナスゼロなんだよっっ!!

 

歴史の勉強にしてもそうでしょ。過去を知ってどうすんの?なんて言う人は、きちんと世界史を勉強した方がいい。そうすると、現在の世界情勢がなぜそうなのか視えてくるから。そして、歴史はエピソードだけではない。医療も科学もコンピューターも、全て始まりがある訳だ。だろ?いきなり何もない所から新幹線がでてきた訳じゃない。電車だったり、その前は機関車だったり、もっと前は蒸気の熱エネルギーを使って産業に使われてきてたっていう過程があるんだ。

 

私をスピリチュアルな事ばっか書いてて頭おかしい人みたいに思うかもしれんが、

実際はめちゃめちゃ現実的なんだ。

もうなんなら、浜田と張り合えるくらいや。

基本的に自分で見るまで信じないからな。

 

でも、自分で視れないものも沢山あるから、だから色んな電子機器を使ったり誰かに頼んで視てもらったり、たくさんゲットしたエビデンスから答えを見つけ出したりしてる訳や。

 

つまりだ、

 

私が過去を知りたいのは、自分のこれから先をもっと自分らしく生きるためなんだ。

 

そして、問題が発生だ。

やはり日本か。

 

日本の携帯電話を持っていないと予約できない。

 

日本はいつもこれだよ!!!

 

海外から商品が買えない、日本のサービスを海外から利用できない、

こんなのばっかだよ!!!

ホント、いつまでこんなことやってんだ!!??

先進国でこんな事やってるのは日本だけだ。

直接連絡しても、「海外に荷物送る方法わかりません」「インターネットがなくてですね…(市役所)」「メールアドレスがないのでファックス送ってもらえますか?(海外移住者に対して)」これじゃあまるで逆浦島太郎じゃねえかよwww 日本ってまだ1980年代なの!?状態ですよ!!

 

オーストラリアなんか、市役所に行かずに全て更新できんだよ、運転免許証ですら!

現金なんか誰も持ち歩いてねえんだよ!

ホッチキスなんか誰も使ってねえんだよ!Uber eatsの紙袋くらいだよホチキス使うのなんか!

商品なんかアメリカ、フランス、イギリス、中国、韓国、シンガポール、タイ、どこからでも取り寄せられるんだよ!

 

っんんと、束の間の先進国お疲れ様でしたぁ!ですよ!!?

 

「日本便利だから」。は? いや、今の海外はもっと便利ですから!!

 

・・・っつーーーわけで、

 

アカシックリーディングならず。。。

 

 ただまぁ、こんな前世やなんかで金を使ってる場合でもなかったりする。

時は1月の末。2月7日に家庭裁判を控えている。

当日には、デューティ弁護士と言って、法廷に付いていってくれて助言をしてくれる、当日付き添い弁護士が私の件にも来てくれる事が分かった。法廷時間の2時間くらい前に会って、自分の状況などを伝えて打ち合わせをする。

そして日本人通訳もゲットする事ができた。

やはり法廷では通訳を付ける事が必須となる。

海外で活躍している日本人アスリートも、インタビューでは必ず通訳を付けているのと一緒で、多少の勘違いや思い違いをなくすためだ。そして自分の意見を100%正しく伝えるためだ。ちゃんとした公の場では、少しのミスが致命傷を生むからだ。

 

今度こそ公平な審判で、勝利を勝ち取りたい。そして、離婚も成立するだろう。。。

現在弁護士のいない私は、再び裁判で必要になるだろう書類をひたすら1人で作成していく。恐らくこれは弁護士の仕事だったり行政書士の仕事だったりするんだ。なのに、私は1人で誰の力も借りず…。

私って、なんて有能なんだ…(←究極ポジティブ野郎)

 

ってな訳で、さほど心配もストレスも感じていない私なのです。

 

それよりも緊張するのは、1月末にある内視鏡検査である。

 

癌かどうか……

こちらのほうが心配ですよ、何せ命に関わる事ですから。

 

2日かけて腸内にある便をすべて出す。

そして全身麻酔で検査を受ける。。。

 

人生初めての全身麻酔。

 

エヴァンは、恐らく経験済みだろう、

は、鼻の整形で…

しかも彼の場合は結構昔に済ませてるんだ。

高校生くらいの頃の写真では、まだ何もいじってなかったような見た目だ。すごくナチュラルで、私はこちらでも全然オッケーなのだが。

 

だが20代前半にはすでに色々済ませてるある。兵役が20歳くらいだろうから、その後か…。

 

私は彼の実年齢を知らないんだ、実は。

エヴァン本人は87年生まれと言ってるので、私の6つ下になるが、彼のSNSのIDを見る限り、彼の誕生日がそうなのだが、そうだとすれば83年生まれなんだ。つまり、私の2つ下で、もうすぐ41歳という、まぁまぁオッサンな歳である。

 

Eva「83というのは俺のスペシャルナンバーなんだよっ!!俺は正真正銘の87年生まれ35歳だっっ!! この俺様がいつか40歳を迎えるなんてっ!!! そんなの…そんなの…受け入れられないっっ…あああああああああっ!!!!」

 
Me「は…はぁ…。」
 
ってな事を言ってましたが、韓国では本名も生年月日も簡単に変えられるんですよね。つまり彼の87年生まれは本当だと思う。いつから87年生まれになったかは知らんが。。。
 
なぜ彼の年齢が気になるかって、
 
私が初めて幽体離脱をした時だよ。
日本でリゾートバイトをしていた、26歳になった夏。
今では周波数の違う音を耳につけて離脱して飛びまくっているが、それでもあんなにハッキリとガッツリと飛んだのはあれ以来ないんだよ。
宇宙から地球のその場所に降りていって、そのフィールドにしっかり足を付いて、何もかもが現実で、自分は1650年の南アメリカ、ペルーのインカ帝国時代にいたんだ。
 
あんな力は、私だけじゃできない、
私の魔力はそこまで強くないんだ。
 
妹が挙式をベルギーで行った時に私も離脱でそこに連れていかれたが、それでもインカ帝国ほどハッキリとせず、離脱しているのがハッキリ分かってて、現実も少し混じっていた。
 
妹に、ペルーのクスコに行ったのはいつかと尋ねたら、結婚記念日だと言ったから、私がリゾートバイトをしていた時期ではない。だから、妹がクスコに行ったから私も連れていかれた、じゃないんだ。
 
それに、あれはとんでもないパワーとエネルギーだった。
 
エヴァン…
 
私さ、おまえに聞きたいんだよ、
 
いつ、整形した?
全身麻酔打ったの、いつだ?
 
あんたさ、
その時、幽体離脱してしまったんじゃないのか?もうそれしか考えられないんだよ。
 
大魔道士と初めてセッションした時に言われたんだ、私と同じものを見たかどうかは分からないが、エヴァンも前世を見て、私との繋がりを気付いていると言っていた。本人はそれを前世と自覚しているかどうかは分からないがと。
 
あの日、突然起こった幽体離脱。
 
あれは、あの日は、エヴァンの幽体離脱に同調した?? 魂が一緒の私達、ツインレイ。あの頃はエヴァンと出会ってもいなかったが、魂同士は何千年も一緒で、くっついたままだ。今まで私達の人生が恐ろしくシンクロしているのを見ても、エヴァンも私と同じように離脱経験があっても何らおかしくない。
 
そして、あの貴重な体験、インカ帝国の体験を幽体離脱を通して知らなければ、42歳にして覚醒、そしてツインレイの存在を知るには至らなかった。
 
これはあくまで私の推定の域でしかない。エヴァンがあの頃、どんな経験をしたかなんて何も知らない。
 
しかし私は思わずにはいられないんだ、
 
エヴァン…
 
おまえの鼻の整形は、
 
私達ツインレイを統合へ導く為のプロセスだったんじゃないのか?
 
エヴァンのアナル好き、整形…
それすらツインレイ統合への理由があったと!?
 
26歳の夏、あれから16年後に私とエヴァンが出会って覚醒して統合していく為に、離脱をして過去を見たと?
 
なぜあの時なんだ?
なぜ今じゃない?
 
1年前、エヴァンと出会ってから、いくつものノスタルジーを感じたように、出会ってからインカ帝国を見るほうが明らかに繋げやすいだろう。
なぜ16年前なんだ?
でも、それが答えなんだ。
 
彼がその時に全身麻酔で幽体離脱して私の魂も同調したと。それが16年前という事だ。彼がそれをしなければ、私も視ることは出来なかったからだ。
 
私も全身麻酔をしてぶっ飛びたい…
 
26歳の頃に思いっきり飛んだように…
 
決戦は、次の日だ…
 
そして当日・・・
看護師「あ、イヤホンは外してね。」
Me「え、ダメなんですか?(離脱用周波数聴きたい…)」
看護師「ダメですw」
 
ちきしょう……
 
じゃあ、丸腰で飛ぶぞ…
 
飛ぶぞ…
 
とぶ…
 
看護師「あ、目覚めたのね~」
 
あああああああああああああ!!!!!
 
普通に寝てしまっただけじゃねえかちきしょーーーーーーーーっ!!!!!
 
看護師「あのね…、腸内にまだたくさん便が残っててね、検査できなかったから、また1ヶ月後ね」
 
ええええええええええええええ~~~~~!!!!!
 
うそやん………
 
そんな事って………。
 
Eva「そっか…残念だったな。 でも、また検査して、何かあっても医者がきちんと切り取ってくれるから、心配しすぎないで。」
 
エヴァン…、
闇落ちしてたあんたの口からそんなセリフを聞けるなんて…あんた、成長したよ…(涙)
 
Eva「今は・・・どんな気持ち?」
 
エヴァンは聞いてきた。
彼は私に会いたいんだ。。。
 
そして、いつものごとく、彼はメッセージを送ったあと、すぐメッセンジャーから姿を消した。
 
お前は好きな子の家にピンポンダッシュする小学生かよ…
 
Me「 I miss you...」
私は正直に自分の気持ちを伝えた。
 
Eva「いつが空いてる?」
 
今だよエヴァン、今すぐ来い。
じゃないと…
 
生理が
 
はじまる……
 
なぜ今日の今この時間に聞いてくるんだよ?もうまさに始まろうとしてるってのに……。
 
って、この感じ……
 
トイレに行って確認した。
 
Me「たった今、生理なったわ。」
 
Eva「
 
アカンwwww エヴァン急に壊れたwwww
そっか・・ずっとヤリたくて我慢してたんだなwww
 
恐らく、勇気を振り絞って、震えながら、私に尋ねたんだ。
 
洗練された、完成されたエヴァン。
全てにおいてパーフェクトだった彼。
しかし、私と出会った事で、ことごとく崩され、壊されていったんだ。ごめんな、私のツインレイ。私のせいで、ずたボロになったよなwww
 
Me「エヴァン…あなたは今までどんだけベストタイミングで私にメッセージを送ってきたかわからないでしょう?良くも悪くもいつもベストなんだよ、どうして?笑」
 
すると彼はすっと感情を戻した。
 
Eva「ははは…いいさ、俺は待てるから♪」
 
ベストタイミングという事に深く突っ込んでこなかった。
 
ひょっとして、
 
いつもベストタイミングだったのは、彼だけじゃなく、
 
私も、物凄くいいタイミングで、いつもエヴァンにメッセージを送ってきたのか…?
 
会ったら聞きたい事、たくさんあるな。。。
 
そして2月に入った。
一週間後には、家庭裁判がある。
 
私はできるだけ稼いでおこうと、Uberで配達をしていた。
エンジェルナンバーなど信じていなかったが、ここ最近はどうやら本当に何かおかしい。
ありえない頻度でゾロ目を見る。
信号で止まった時の前の車のナンバープレートが「555」。「4444」。
買い物のレシートの合計金額が、「$49.49」「$17.17」。Uberの集計金額が「$25.25」。。。
道を間違えた!そうしたら目の前に出てきた巨大なショップ番号の看板「222」!
 
 
思わず笑ってしまった。スピリットがどうにか私をコントロールして道を間違えさせて、222という数字を見せて、メッセージを伝えようとしてる???
まさかなwww
コンビニの前に車を止めた。そうすると、数台続けて車が入ってきた。プレートナンバー「9999」、「4949」
 
Me「わーーーーかった、わかった!!! 信じるよ!!エンジェルナンバー、信じるから!!!笑」
 
大魔導士「25.25。。。うん、これは凄い数字よ。4つの数字だけれど、2つに割るの。そうすると同じ数字25が2つになるでしょ。2はね、パートナーを示すもの。お互いがしっかりくっついてるの。そして5は革命よ。25のダブルっていうのはね、2つの魂が強い力で運命的に結びついているの。」
 
今まで数多くの恋愛をしてきたけれど、
こんな経験は未だかつてなかった。
 
魂の、心の声に従い、それが自分の生まれてきた目的に近づくと、守護霊と言われているものや、高次元、コントローラー(操作系)スピリット、あらゆるタイプのスピリットが総出で援護をしてくれると。
 
そして、前世を視てみても、私達ツインレイは、飢餓や戦、伝染病などでは死なないように出来ている。私が男性フォームだった前世では、私は常に戦場の最前線に立って敵を殺しまくっていた。私が生きた場所は、常に世界史に載ってる有名な出来事の大舞台にいた。それでも生まれてきた目的はツインレイ統合なのだから、天下は取れない。しかし、戦で死ぬ事も病気で死ぬ事もなかった、ツインレイと出会うまでは。
 
ツインレイはみんなに存在している、という人がいるが、私は自分や自分の過去を知って、それは違うと言いたい。
 
なぜなら、ツインレイの援護をしているスピリット達は非常に強力なエネルギーとパワーを備えているからだ。
医療が発達する前の、5歳未満の乳幼児死亡率は非常に高かった。病気や飢餓はいつの時代もどこでもつきものだった。
歴史のある場所は常に戦場で、いつどこで誰に殺されるかなど、身の危険は常にあった。統合が目的として生まれてきているのに、そんな理由で死んでばかりでは、統合どころか、出会う事すらできないからだ。もともと1つだった魂は、自らの意思で2つに割った。私はそう感じる。なぜなら、他の魂よりも2倍の速さで目的に到達したい、という野心のようなものを感じるからだ。
そして、エヴァンもそうなのだが、男性フォームだと、身体が異様に頑丈に出来ている。もうおかしいくらいに頑丈なんだ。普通ならへばるような事でも平気で、肝臓を悪くするような酒の飲み方をしても健康のまま。怪我も病気も、何なら成人病や関節痛などにも縁がないような身体だ。
つまり、簡単に死なないように出来ていて、それは統合という目的の他にならない。
 
そして、目的に近づくたびに、自分の中で何かのエネルギーが出始めたり、スピリットからのパワーを感じるんだ。
私の強迫性障害、色情症が完治したのも、そのせいだ。他の男に現を抜かしてばかりでは統合など出来ないからだ。
 
そして、今まで視えなかったあらゆるものが視えてくるようになる、感じてくるようになる。
 
気分は、落ち着いているような、高揚していってるような、言葉には言い表しがたい感覚だった。
太陽が沈む時間で、夕暮れが青空と雨雲を、青系と赤系の対照的なコントラストに仕上げていて、天気予報にはなかった雨が降り出した。とても変な天気で、とても変な景色で、なんとも言えない気分で、でもなにかそれは、
自分がまるで天国に旅立つかのような、そんな気分だった。
 
そう、ちょうどその日、昼間に離脱をしてみた景色とよく似ていた。
私が前世の出産で死亡し、エヴァンも後を追い自殺した。その後、私達は共に空へ昇っていき、日の光が私達を照らした瞬間、私達は1つになった。
 
 
あぁ・・・ようやく、魂が1つになった。。。そんな風に思った。
 
私は車を止め、しばし夕焼け空を見ていた。
人生の色んな事を思い出した。
その大半は、
私が未熟さゆえに、沢山の人を傷つけて迷惑をかけてきた事。
私は、1人1人出会った人の名前を声に出して、ごめんね、と、泣きながら謝っていた。
あんなに嫌いだった元旦那に対しても、私は声に出して謝った。
全ては、自分が未熟だったからだと、
そして、先立つので後はよろしく、と・・・
 
これはきっと、
人が死ぬ時に感じる気持ちなんだ。
 
3次元のあらゆる物質から解放された瞬間、自分はいかに物質に依存していたかよくわかる。そして、人はその為に奪い合ったり、傷つけ合ったり、マウントを取り合ったり、他人の不幸を望んだり、文句をつけたり、上げ足を取ったり、妬んだりする。
物質から解放された、丸裸となった魂は、あらゆる煩悩も、限りのある生命や時間にも縛られない。全てのエゴをそぎ落とされた、生まれたばかりの精神に戻って、天に還ってゆくのだ。
 
“こんな世界はいつまでも続かないわ。もうすぐ世界を変えてくれる人が現れるのよ。”
 
私が26歳の頃に、ガッツリと幽体離脱をした時、インカ帝国時代で出会った一人の女性が言った言葉だった。(来世シリーズ2話参照)
私はなぜかそれを思い出していた。夕焼け空を見ながら。
 
4歳頃の私。口の利けない、奴隷か何かで、ボロボロの布1枚を纏っているだけだった。
目立たないよう、殺されないよう、毎日怯えて暮らしていた。
その時に出会った大人の女性。同じ浅黒い肌の色をした、大人の女性。彼女は私にも平等に接してくれて、私は毎日彼女の住む家に会いに行って、彼女の話を聞いていたんだった。その時に彼女はそう言ったんだ。
 
「もうすぐ世界を変えてくれる人が現れる」と。
 
ちょっと不思議だったんだ。
普通なら、
「私達で頑張って世界を変えるのよ!」の方が物語的にはカッコいい。
でも、彼女のセリフは、そう、他力本願とも言えるような言葉。
「誰かが変えてくれるでしょ?」
そんなセリフ、大人が子供に教える??
 
ちがう・・・
 
その女性は、すでに知っていたんだ、
 
未来を。
 
だからそんな言葉が出てきたんだ。
 
 
 
私は・・・16年越しに気付いた。
 
その女性は、
 
超能力者だったと。
 
幼い私は、超能力者に毎日会いに行って、色んな話を聞いていたんだと。
 
 
大魔導士・・・
 
ですよね・・・?
 
あの女性は・・・・
 
大魔導士だったんじゃないですか・・?
 
あれから16年間、ずっとずっと探していた。
どの人がインカ帝国のあの女性だったのだろう、と
新たに誰かと出会い、親しくなったり、助言してもらったりする度に、あのインカの女性ではないかと思ってきた。
でも、それを裏付けるものは何もなく、確かめようもなく、ただただ日々は通り過ぎて16年が経った。
 
でも、
今回、私はハッキリと視えた。彼女が誰なのかと。
 
大魔導士、
 
あなたしかいないんです・・・
 
以前、私の妹を視た時に、「インカタイム」と言った事。
どうしてそんな言葉を使ったか、不思議に思っていたけれど、
あなたにとって、非常に馴染みのある時代で、よく使ってきた言葉だからですよね?
 
私が今現在、頻繁に大魔導士と連絡を取り合っているように、
あの頃の幼い私も、頻繁に大魔導士に会いに行って話を聞いていた。
 
1800年のベルギーの前世とのリンクしていた中、
 
1650年のペルーのインカ帝国時代ともリンクをしていた事。
 
私は涙が止まらなかった。
 
まさか、大魔導士があの女性だったなんて・・・
 
あの時、あなたは、私をたくさん助けてくれました。そして・・・
 
今回も・・・
 
あなたが私とエヴァンの間を・・・何度も何度も・・・
 
あなたがいなければ、今の私など存在していなかった。
 
私の人生の目的も、私が何者かも、自分で見つけ出す事などできなかった。
 
でも、あなたが導いてくれた。
 
何度も導いてくれた。それは、400年前のインカ帝国でも・・・!
 
 
Me「大魔導士・・・聞きたい事があるんです。今回は、私の事ではなく、あなたの事です。
私は、1650年のペルーで1人の大人の女性に出会いました。彼女は私を助けてくれました。
大魔導士、あなたは1650年頃、どこかの時代で生きていましたか?
あなたは、ペルーのクスコ市から少し外れた、森の中にある家に住んでいましたか?
その時、4歳くらいの、小さな女の子を知っていましたか?口の利けない、可哀そうな奴隷の子です。」
 
大魔導士「ええ、私は1650年にいました。そうです、インカ帝国時代に。
そして・・・私は・・・知っていました、
そう、口の利けない、小さな女の子でね・・・
 
・・・あなただったのね。。。あなたしかいないわ。。。
 
まさか、あなたもあの時代にいたとは・・・。ごめんね、全然気が付かなかったわ・・。」
 
 
 
ようやく・・・
 
16年の時を越え、
 
探していた恩人に出会えた。。。
 
大魔導士・・・現世でも、私はあなたの事を、愛しています。。。
 
 
 
大魔導士「い〇ぐちゆう? うん、この男性もインカ帝国とベルギーにいてるわ。あなたとは現世で少ししか一緒にいてないけれど、魂は結構しっかり繋がっているわよ。」
 
Me「インカ帝国で、もうすぐ世界を変えてくれる人が現れると、インカのあなたは言いました。その男性が、その、世界を変えてくれた人なんですよ^^」(来世シリーズ2話参照)
 
私はこの感動をfacebookに投稿した。
 
なぜなら・・・
 
インカ帝国のその時期と、今はリンクしている。
大魔導士は言った。もうすぐ世界を変える人が現れると。
そしてあの後、幼い私はまた労働をしていた。その時に、鳥の羽を頭に沢山付け、派手な衣装や化粧をした男性が登場した。私は「この男性が争いを仕掛け、これから戦争が起こる」と知った。その男性こそが、い〇ぐちゆうで、気付いた瞬間に目が覚めたのだった。
 
もうすぐ何かが始まると?争い?
いや、時代が変わりすぎている。もっと身近で何かが起こるんだ。
「家庭裁判」
繋がった。
それが、現世の私にとっての戦争の始まりなんだ。
インカ時代、私とエヴァンは戦火の中で出会った。
そして、その後、
私とエヴァンは生涯を共にした。。。
 
エヴァンと私が再び会うのは、家庭裁判の日の2月7日以降だ。
そして、私達の中で、何かが変わるのだろう。。。
 
 
その日の夜・・・
 
夜中に目が覚めた。
時計を見ると、3:33。
そして、エヴァンからのメッセージだった。
 
Eva「 近々、絶対おまえに会いに行くから!! 」
 
facebookの投稿を見たんだ。
エヴァン・・・何かを悟ったように・・・
エヴァン・・・あなたは幽体離脱で何を見た?
 
あなたも、口の利けない少女を見たの??
あなたは、その少女と共に過ごしたの??
 
そんな夢を、遠い昔見たと?
変な、奇妙な夢で、でも、リアリティがあって忘れられないと??
 
エヴァン、
 
それは、
 
夢ではないんだよ。
 
あんたが生涯共にしたその少女は、
 
実在した、400年前の私なんだ・・・
 
 
続く・・・