こんにちは、ちあきです。
子供たちが遊ぶ時間や場所が失われ、友達が少なくなったことを「三間がない」というそうです。
この三間とは、時間・空間・仲間のことを指しており、どの言葉にも【間】という字が含まれているので三間と言うそうです。
今回はこの3つの「間」について取り上げていきます。
適切な「間」を取る
「間」というのは余裕だとか余白の意味がありますが、私たち人間にとって、時間・空間・仲間(=人間関係)それぞれに対して「間」を適切に取る必要があります。
時間:予定を詰め込みすぎず、余白の時間を持つ
空間:心地よい、自分のパーソナルスペースを確保する
仲間(人間関係):程よい距離感の人間関係を持つ
私たち一人ひとりにとってもこの「三間」を十分に取ることを意識することで、心地よく過ごすことができます。
何か問題にぶち当たった時、時間・空間・人間関係という3つの視点でどれかの「間」に問題がないか考えてみるといいかもしれません。
その中に特に整えるべき「間」があると気づけると、自ずと解決方法が見つかるかもしれません。
一番厄介なのは人間関係の「間」
3つの間のうち、人間関係においての「間」が一番難しいと思います。
間が広すぎてしまっては相手のことがよくわからない。
相手のことをよく知るためには近づかないといけないけれど、近づきてもいけない。
手探りで距離感をつかんでいくしかありません。
また最近は対面だけでなくオンラインで人とつながることも多くなっており、これまでとは違った間の取り方が求められるようにも感じています。
ですが、お互いが適切な距離感をつかむには、自分がどんな人間か知ってもらうこと、そして相手をよく理解しようと徐々に歩み寄ることの2点は大事な点として揺るがないのだろうと思います。
状況によってさらに近づいたり、もしくは思いっきり離れたり試行錯誤を繰り返して心地よい人間関係を作っていくしかないのだと思います。
時間や空間の問題は解決法が割と色々あると思うのですが、人間関係は相手もあってのことなので、そう簡単に解決できることはないのだと思います。
それでも、1つの考え方として「間」を適切に取ることを意識すると、突破口が見つかるかもしれません。
時間・空間・人間関係、この3つの間を意識するだけでストレス軽減とまではいかないものの、
どうしたら整うかな、と考えるだけでも、心地よい生活に一歩近づくのではないかと思い、簡単に書き留めてみました。