宝塚歌劇は長く公演中止になっていたが、やっと幕が開いた。

 

今日、星組公演初日だった。

今まで元旦から公演を開演していたのだが。

舞台の興行は、娯楽を提供するものなので、

年の初めの観劇を楽しみにしていた方も多いだろう。

 

幕開き前に異例の劇団の理事長の方?のご挨拶があった。

公演を再開できたことへのお礼や、

今日のために出演者スタッフ一同懸命に準備してきたこと。

また能登半島地震の被災者の方々へのお見舞いと、

復興への祈りを述べられた。

 

星組の一幕目は、インドの超人気映画[RRR]を舞台化したもので、

もう、もう最高だった。

迫力ある音楽や、ダンス。圧倒される美術効果。

スピーディで明快な展開。

 

礼真琴さんと暁千星さんが2人主演のようだった。

 

暁千星さんと極美慎さんは10頭身で、

まるで劇画から抜け出たよう。

 

すごかったのは、パーティでのインドの踊り。

片足で跳ぶのだが(表現むずかしい・・・)

段々人が増えて、総踊りになるところがすごい。

最初から踊っていた礼さんは最後まで残る。

体力勝負(笑)

 

とにかく息もつかせぬ展開で、これほど迫力あるミュージカルは初めてだ。

 

幕が下りても、いつまでも拍手が鳴りやまず、

「まさか上げるかな?」

これも異例だが、カーテンコールで幕が上がったのだ!

宝塚歌劇でのカーテンコールは初めてだ。(私は)

組長さんと礼さんが挨拶して幕が下りたが、また拍手が止まらない。

 

もう上がらないよね~と言い合ってたら

「え?上がった・・・」

 

結局、カーテンコールが5回!

 

久しぶりに歌劇を観た感激と、舞台の素晴らしさと、

宝塚歌劇の俳優やスタッフの方々へのエールの

観客一同の鳴りやまない拍手だった。