夕方、買い物に行く前に、

水に浸けておいたお米の炊飯器のスイッチを押して出かけた。

帰るころには丁度炊けている。

 

帰宅して買ったものを整理して、

炊飯器を見ると「1h」と表示。

炊き上がってから1hか。

あら、そんなに買い物に時間がかかったのか

と、蓋を開けると、

「?」

フワッと立つはずの湯気が出ない。

ふっくらしているはずのお米が、

真ん中がへこんでる。

一粒食べてみると「固い。。。」

 

とうとう炊飯器が壊れたか。

もう10年は使ってるもんなぁ

 

そこで気が付く。

出かける時に、左の保温のスイッチを押したかも。

 

追い炊き機能はないし、どうしよう。

そこで炊飯スイッチを押してみることにした。

 

炊き上がりは見た目普通。

混ぜると、底にほんの少し焦げ目がついてる程度。

ただ味が・・・

べちょっと柔らかい。

 

これで6日間雑炊生活か・・

 

幼い頃から歌劇を観せてもらっていた。

オケボックスだったり、

上手花道にあったハモンドオルガン室からだ。

その美しい華麗な別世界に小さい私たち姉妹は魅了された。

 

「私は寿美花代!」

妹は「じゃあ私は明石照子!」と、今で言う「推し」だ。

 

ハモンドオルガン室の椅子に、下まで届かない足をブラブラさせながら座って

カーテンの隙間から観た。

フィナーレに使うシャンシャンについている鈴が落ちていて

父が拾って私にくれた。

どんなにどんなに嬉しかったか。

小さな鈴なのに別世界の宝石のように貴重なものに思えた。

 

とんでもない別世界なので、宝塚に入りたいなどとは

夢にも思わなかった。

 

その後は那智わたるさんや甲にしきさん、郷ちくささんが

出て来られた。

 

寿美花代さんが亡くなられた。

昭和の時代がどんどん消えていくようだ。

「徹子の部屋」で若い頃からの寿美さんの特集をやっていた。

80歳を過ぎてもなお美しく率直でずっと笑顔の方だった。

 

幼い頃に憧れた方で、父との思い出もよみがえり、

改めて時が経つのはあっという間だと痛感する。

残酷だが、これだけは人類皆平等なのだと思いなおす。

 

謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 

先ほど、近所のスーパーに寄って買い物をしている最中、

ピーポーピーポーと低い音程で初めて聞くサイレンが鳴り始めた。

(・・なんだろ・・)

しばらくして自動アナウンス

「一階食料品売り場で火災が発生しました。

ただ今確認中です」

 

うわ大変だ!

丁度レジで番が来た。

 

ん?

レジの方も客も、誰も慌てる様子がない。

普通に清算している。

誰かスタッフの方説明してよ~

 

袋に詰め終わった頃、

ピーポー音の音量が大きくなった。

「一階食料品売り場で火災が発生しました。

避難してください」

 

ええ?

慌てた様子の人は誰もいない。

レジも普通に打っている。

 

スタッフの説明も何もない。

 

表に出ると一安心。

10人ほどの人が外で避難?様子見?している。

火災が発生したなら、もっと迅速に避難誘導しなきゃ!

 

誰かが「よくあるらしいよ~」

だから従業員の方は「またか」と無視していたのか。

 

それならそれで店長さんなりが拡声器ででも

「間違いでしたので、ご安心下さい」

と言って欲しかった。

 

どちらにしろ、

スタッフが誰一人走ったり慌てた様子がなかったのが怖い。

これが本当に発生していたらどうするんだろう。

皆さん誰も非常時や誤作動時の訓練されてないのかな。

 

一瞬あせった怖い時間だった。