昨日、宝塚音楽学校創立110周年記念式典が催された。
開場前の大劇場ロビーには、すごい人。
あちこちで、人々が固まって再会を喜び合っている。
同期が集まる機会はあまりない。
100周年記念があったので、たいていは10年ぶりの再会。
ざっくり数えれば、約60期分(50期~110期)の同期の方々の輪ができていることになる。
マスコミの方々が隅に固まって、スターさんを待ち構えている。
この人ごみの中を、同期の集まりを探すのはひと苦労だ。
何十年も会っていなかった同期に会えて嬉しかった。
ただ、マスクをつけているとマジ誰か分からない。
席の少し向うの方が話しかけてきて、挨拶はしたもののどなたか分からず
上級生の方だと思い「妹さんは?」と聞かれ
「今日来ていますよ~」と答える。
そーっと離れた同期のとこに行き、
「あの人誰だろ?」と聞くと、
「キーコやん~~(笑)」
ウーワ、敬語使ってしまった。
しかし、マスクをしているとはいえ50年ぶりでは全く分からない・・
上級生の方も下級生の方も話しかけて下さるのだが、マスクをつけていると
ホント分からないので
「え~と・・」というとマスクをずらして名乗って下さる。
そこで「キャァ~」となって再会を喜ぶ。
大騒ぎをして落ち着いたところで開式。
内容は、祝辞、挨拶、校歌斉唱、本科予科生の祝舞、合唱等々
特筆すべきは司会を担当した[陽月華]さん。
ほっそりと背が高くスタイルが良く、首が長く素晴らしく美しかった。
司会も聞き取りやすいトーンで、変なくせがなく自然でとても良かった。
(以前、何かの式典の司会を担当した女役さんが、女役特有のトーンに加え、語尾に変なくせがあり気になってしかたがなかったことがある)
陽月さん、今は女優の仕事をしておられる。
式が終わり、宝塚ホテルで同期会。
楽しい企画が盛りだくさん。
私たちの初舞台は星組の
「ラ・ラ・ファンタシーク」
「花かげろう」
「ラ・ラ・・」のラインダンスを
ジュンペイ・タカヨ・モコ・カールが完コピ再現してくれた。
(私もやらないかと誘われたが、全く運動不足で駅の階段上がるだけで息が上がるから無理とお断りした。)
そのラ・ラ・ファンタシークの主題歌を、ハッパとモサクが。
あの懐かしい[愛の宝石]も聞けた。
初舞台での失敗談の披露など。
最高に楽しい時間だった。
50年ぶりに会えたフーコと10年ぶり位のチヨミやクニやリサ達と二次会。
東京組は酒豪だらけ。
かっこいい[諏訪さき]ちゃんの母、クッコの劇団での面白エピソードが楽し過ぎる。
かなり飲んでるのにしっかりした足取りの彼女たちと、来年の「劇団110周年記念」での再会を約束して帰路についた。