久しぶりに歌劇を観劇した。

今回同期は最多で7人。

ずっと何年も4人で観ていたが、賑やかになった。

 

芝居の方は[ライラックの夢路]

なんてロマンティックで素敵なタイトル。

 

・・と思ったのだが、夢は夢でも産業革命時代の改革への夢。

19世紀初頭。

5人兄弟がいて、ドイツの名前なので聞いただけだと小説を読むより覚えられない。

ハインドリヒやヨーゼフやフランツやら・・(パンフレットより)

 

ハンサムな男性が5人横並びに立ってても、

誰が長兄で誰が末っ子で誰が音大生だか。

 

端折ると、5人で力を合わせて鉄道産業を発展させよう! おぅ!

と、ライラック咲き乱れる地で頑張っていくお話だった。

 

ショーの方は、[ジュエル・ド・パリ]

宝石がテーマみたいなので、開演前にモコに

「[愛の宝石]出てくるかもね」と言っていたら

やっぱりその場面があった。

初舞台の[ラ・ラ・ファンタシーク]の懐かしい曲だ。

胸がキュンとなる。名曲だ。

 

初舞台生のお披露目。

開演して4日目だったから、まだド緊張かな。

体型もお化粧もこれから洗練されていくんだろな。

しかし2年でこれだけの踊りができるようになるのは、やはりすごい。

黄色のタイツは可愛いとみるか、かわいそうと見るか分かれそう。

 

一生懸命さに、こちらも元気をもらい楽しい時間を過ごせた。

 

帰りみんなでお茶をしていると、初舞台の話になる。

こういう時必ず一人は、色んなことを細かく覚えている人がいる。

私は「花かげろう」のストーリーさえ覚えていない・・

皆で傘を開いたり閉じたりする踊りの場面があり、

「どこで誰が振り付けたか覚えてる?」と、カールが言う。

「屋上で、ほら〇〇〇みたいな‥名前出てこないけど演出の先生が振り付けたんだよ~」

へぇ~ そうだったっけ。

(※〇〇〇は動物)

 

〇〇〇みたいな先生は「阿古先生だった!」

と、ジュンペイが夜にLINEくれて判明した。

 

私たちの公演はDVDが残っていない。

4~5年後からDVDで残るようになったのかな。

関西テレビさんが時々撮りに来ていたので、ありそうなものだが残念だ。