毎年、隣の駅に直結するビルで、確定申告の相談&提出が開催される。

 

いつも提出に行こうとすると、もう開催期間が過ぎている。

で、遠くの税務署まで行くことになる。

 

今年こそは期間内に行くぞ!と、今日持って行ってきた。

5-6年かけてやっと学習した。

 

相談会場はすごい人。

提出ブースにも沢山の人が並んでいた。

並んでいると、私の後ろの2人目の方、高齢の男性がよろっけぱなしで今にも倒れそう。

隣の男性が支えるが危ない。

「90歳を過ぎたら立ってるのしんどいわ・・」

 

「誰か呼んできますね。」とスタッフを呼びに行く。

後ろで並んでた方は、外の会場から椅子を持ってきた。

スタッフの方に

「車いすの貸し出しはしてないですか?」と聞くと

「ちょっと聞いてきます」

 

車いすはなかったようで、「こっちで済ませましょう」と列の横に連れて行こうとするが、

その高齢の男性は、

「いや、順番だから」

「順番は守らにゃあかん」

 

いやいやそんなんいいから(笑)

 

その方足元がおぼつかないのに、杖一本だけ。

 

母はまだまだ元気な頃から横車を持たせた。

次には両手で押す座れる車。

 

自分で提出に来られるということはご家族がいないのか。

ケアマネさんもいなくて、介護認定もしていないのか。

民生委員さんは?

などと、色々想像する。

何かできることはないかな。

ケアマネさんを探すことくらいはできるかな。

 

自分の番が終わって振り返ると、もうその方はいなくなってた。

どうやって帰るのだろうと心配した。

 

母のことがあって、妹や家族、ケアマネさんやデイサービスの方々の助けが本当に必要だし有難いと思う。

あの方も、ちゃんと必要な助けが得られますようにと願った。

 

 

 

 

プーイ 「ポカポカ・・居眠りするの最高に幸せ~」

 

 

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