かなり久しぶりに宝塚歌劇を観劇した。

中止になったり延期になったりで、しばらく観劇できていなかった。

 

大好きな、ロミオとジュリエットのコンビ

礼真琴さんと舞空瞳さん。

 

並木陽さんの小説[斜陽の国のルスダン]が原作だ。

13世紀のジョージア(旧グルジア)が舞台。

 

甘く幸せな序盤にどっぷり浸っていると、徐々に不穏な雰囲気になり、

驚く転換、そしてまた転換。

次第に速く緊迫した状況になり終結に持って行く。

見ごたえがあり、とても面白かった。

 

ディミトリ役 礼真琴さんの歌は、やはりすごい。

ルスダン役 舞空瞳さんと歌う場面は圧巻だ。

 

綺城ひか理さんギオルギ王 、妻の有沙瞳さんの パテシバ、

デイミトリと3人で歌う場面も素晴らしかった。

 

美しい奴隷ミヘイルの極美慎さん、(CMに出ておられる?)

かっこ良かった。

 

ショーの方は[JAGUAR BEAT]

幕開きから強烈なリズムと、強烈な色使いの衣装。

息継ぐ暇もなく続いていく。

色んな国の衣装が混ざっていて無国籍、というか仮想の世界か。

群舞が多く圧倒される。

すごく沢山の衣装が使われているので、皆さん早変わりが大変だろうな。

音楽と色彩とライトの洪水で、皆さんの日ごろの憂さや悩み事など吹っ飛ぶにちがいない。

 

楽しい時間に、また演者さんやスタッフの方々の想像もつかない努力に感謝。

また、素晴らしいオーケストラの方々に感謝。