デンジマンの主題歌
「ああ電子戦隊デンジマン」
誰かが助けを求めてる♪
どこかで誰かが叫んでる♪
・・・・
「デンジマンにまかせろ」
ふりむくなふりむくなふりむくな♪
君はねらわれている♪
・・・
主題歌を入れてのオープニングや
作中の車やロボットの映像は
番組が始まってから初めて見た。
主題歌は、前奏からワクワクする曲でどちらも迫力があって
緊迫感があって名曲だと思う
一年間毎週聞いていたので
今聞くと涙が出てくる。
アフレコだったので場面場面は、あぁこういう風になるんだなと思っていた。
つながっていないので、全体はon airでしか分からない。
アフレコはベーダー城や戦闘場面だけを固めて収録するので
デンジマンの方々とはホントお会いする機会がなかったように思う。
昔のフィルム映画は、テープを切り貼りし、声も切り貼りでつなげていく。
現場で撮った映像フィルムは、モニターがないので映してみるまで分からない。
あの頃の時代劇でもそうだが、余計なものが映りこんでいてもやり直しができない。
映像カメラマンさん方が、いかに優秀だったことか。
いつも一緒に行動していたのは
ヘドリアン女王-曽我町子さん
ヘドラー将軍-香山浩介(藤堂新二)さん
ミラー-美川利恵さん
懐かしい曽我町子さんは、いつもあの笑顔で豪快であけっぴろげで優しい方だった。
新宿でバーを経営されていて、何度かお邪魔した。
人手が足りない時があり、急遽お手伝いをしたことも。
お若い頃から、あの迫力ある存在感でヒーローものではなくてはならない方だった。
お茶目なスパイスもあり、ポスト曽我さんは現れないような気がする。
藤堂新二さんは、背が高く彫りの深い日本人離れした美男子さんだった。
穏やかな方で、いつもニコニコしていらした。
お喋りな方ではなかったので、お天気の話くらいしかしなかったかも。
ミラー役の美川利恵さんは元ミス日本!
きれいで、スタイル抜群。
モデル体型というより、女性らしい美しい体型。
足が長く、出るところは出て、ウエストはぎゅっと細い。
幼児体型の私にとっては憧れだ。
しかし、それなのにすごくよく食べる。でも太らない。
あの頃私は今より10㎏はあったし、油断するとすぐ増えるので
なるべく太らなそうなものを選んでいた。
昼食とか一緒にご飯を食べに行くと、彼女は定食などをがっつり。
私を見て、「よくそれでもつねえ」といつも笑われた。
彼女は明るくよく笑い、すごい可愛い方だった。
色が白くキメが細かく、普段は肌にはファンデーションも何も塗らない。
不思議なことに、つけまつげだけのお化粧だった。
なつかしいなあ・・
藤堂さんはTVでお見かけするが、美川さんどうしておられるのかな。
大泉の東映撮影所のメイクルーム兼待機部屋に4人がいる光景が思いだされる。
宝塚歌劇団を辞めて、俳優人生を始めた第一歩だった。
この撮影前に急遽入った「特捜最前線」ではフィルム映画の撮り方が分からず、とまどった。
本郷功次郎さんが、そばでずっと助けて下さった。
デンジマンのおかげで、フィルムの撮影の仕方を勉強することができ、カチンコが大好きになった。
40年前のお話だ。
プーイ 「ボクすご技を習得した!このベルを鳴らしたら、おやつもらえるんだよ!」