折原商店×チーズのこえ イベント
先月末、日本酒とチーズを一緒に味わえる美味しいイベントが開催され参加しました。
日本酒ファンの間で人気の、門前仲町にある角打ち(お酒を売っている店内で立ち飲みすること)ができる「折原商店」と、
先日お邪魔してきた清澄白河の北海道産ナチュラルチーズ専門店「チーズのこえ」がコラボレーションした企画。
とても楽しみにしていました
乾杯は山梨の七賢スパークリング
うすにごりでキメの細かい泡が立ちあがる発泡タイプ。
フレッシュで美味しくて、大好きなスパークリング日本酒の一つです。
チーズは、白カビ、ウオッシュ、ブルー、セミハード、ハード、シェーブルなど全部で9種類。
下の写真の一番右下は、十勝の半田ファームが味噌漬けの老舗の「たむらや」とコラボした「熟成チーズ味噌漬け」。
これは日本酒に合わないはずが無いですよね
日本酒は折原商店の横田店長選りすぐりの全国各地のものを7種類いただきましたが、
もちろん、北海道産の日本酒もありました
チーズのこえのオーナーの今野さんが北海道まで仕入れに行かれたという、
栗山の小林酒造さんの「まる田 特別純米 無濾過生原酒」
久々に飲んだ「まる田」美味しかったです
日本酒とチーズ、それぞれちびちび口に運んで様々な組み合わせで味わいましたが、この日私が一番感動したのは、
ニセコチーズ工房のミモレットと岩手の喜久盛の純米生原酒の組み合わせ。
酸度2.5と高めの喜久盛のシャムロックの酸味とコクの味わいとミモレットの旨味の相性がとても良かったです。
そして、チーズのこえで大人気のソフトクリーム、「機械を運ぶわけにはいかないけれどみんなに食べてもらいたい」と、
カップごと冷凍して準備してくれていました・・・嬉しい~参加者みんな大喜びでした
興部(おこっぺ)町のノースプレインファームのソフトクリーム。
乳化剤や安定剤が無添加で、フレッシュなミルクの味がしっかり生きていました
そしてそこになんと、達磨正宗の三年熟成の古酒をたらり・・・
これが、古酒独特の風味と甘みとミルクとの相性が抜群で、とっても贅沢な大人のデザートとなりました。
あ~・・・これはぜひとも皆さんにも味わっていただきたいです
共に発酵食品の日本酒とチーズの相性は本当に良く、「乳酸発酵」という共通点も持ち合わせています。
今回は味わいに乳酸菌の繁殖によって幅やコク、深み感じやすい生酛や菩提酛(水酛)づくりのお酒を合わせていたので、
より相性の良さを感じながら楽しめました。
北海道のチーズも年々進化していて、どんどん品質が向上していて、以前と比べるとバリエーションも増え、
工房の個性があるなぁと思います。
いつか北海道産の日本酒と北海道産チーズの、オール北海道のイベントができたら嬉しいなぁ・・・
チーズのリストに北海道の地名をたくさん見かけて懐かしくて、そして美味しく楽しい夜でした