中野 ツイテル
最近話題の『熟成肉』。
一般的に、『ドライエイジングビーフ(乾燥熟成肉)』のことを指しますが、日本ではここ数年、耳にするようになりました。
熟成させることによって肉の持つ酵素の働きでタンパク質が分解され、
旨味成分のアミノ酸が増えて美味しくなるのが特徴。
余分な水分が出ていき必要な水分だけが残るので肉の味が濃厚になりふくよかな香りと肉の旨味の余韻を味わえます。
海外では既に広く認知されていて、アメリカでは農務省が認定する熟成肉のグレードがあるほど。
以前、海外で食べた28日間熟成させたお肉の味が忘れられず、
それ以来すっかりハマってしまい、レストランなどでねかせたお肉を見つけるたびに美味しく食べてきていましたが、
中野に熟成肉の美味しいお店があると聞き、先日行ってきました。
『ツイテル』 です。
お店に入ると、ドライエイジング用の熟成庫がずらり。
吊り下げられたお肉
並ぶお肉。
牛や豚の塊肉が4~8週間じっくりねかせられています。
ビストロ&ワイン酒場なのでお料理のメニューも充実していて、前菜に頼んだのはこちら
「田舎風豚肉のパテ」と「豚のコラーゲンのテリーヌ」。
さて、メインのお料理。
「低温熟成の牛ハラミの新玉葱シャリアピンステーキ」
熟成30日 ホルスタイン ランプ炭火焼
熟成60日 ホルスタイン リブロース炭火焼
手前が30日、奥が60日。並べてみました。
30日の方は旨味と同時に噛むほどにミルキーな甘味を感じました。
60日の方は、「熟成香」をしっかり感じました。「ナッツの香り」とも言われています。
お店にはロティサリーチキンもあったので、牛肉から鶏肉へハシゴ肉。笑
ワインもリーズナブルなお値段で色々と揃っていて美味しく楽しめました。
お肉のお値段も良心的な価格なので、熟成肉を初体験するにはオススメです。