ワインのような・・日本酒

２０１２年も変わらず、グルメ取材は続いています

「食」に興味が深いため、会食に行っても普通に食事ができず、

写真を撮ったり、あれこれお話しを伺ったり・・・

同行している方を「おあずけ状態」にしながら撮影しておりますが、（スミマセン）

皆さん心優しく、ご協力が嬉しい・・・



さてさて、最近立て続けに、「一見ワインだけど、日本酒」

な、お酒に出合いました


まずはこちら

新潟県糸魚市の渡辺酒造店の「根知谷産越淡麗壱等米」。

どう見ても、ワイン・・・ですが、立派な日本酒



新潟が開発した酒造好適米「越淡麗」を自社栽培、原料米から一貫して造っている蔵元さんだそうで、

しかも、一等米の格付けがなされた「越淡麗」のみを使用するという徹底ぶり。

年間６００本くらいしか出荷していない・・とか・・・


キレがよい中にもしっかりとした旨味を感じられる、とても味わい深いお酒でした。

とても美味しかったので、あっという間にグラスが空に・・・笑


ちなみにこの日一緒にいただいたのは、

長崎、五島の鯖

普段は酢で〆ていただくことが多い鯖ですが、生で、ゴマ醤油でいただきました。

生の鯖、美味しい




そして、のどぐろを焼きで。

焼魚に日本酒・・最高の組み合わせです

新橋にある、「飯家　くーた」 さんでいただきました




そして、もう１本ご紹介。

こちらは、栃木県の飯沼銘醸さんの「杉並木　純米吟醸」。

白ワインを目指して造られたというだけあって、フルーティーで爽やかな雰囲気。

日本酒初心者の方にもオススメできる、飲みやすい日本酒でした

八丁堀にある「ｆｕｋｕｓａｋｏ」 さん にていただきました



伝統的な蔵元のスタイルを守っているタイプの日本酒が多いなか、

最近は、オシャレ感を意識したスタイルの日本酒が少しずつ出てきているように感じます。


味わいも、辛口でずしんとしたものと対極的な、

軽快で滑らか、かつキレが良いものが好まれ始めてきているような・・・


たくさんの蔵元さんがお酒造りされているなか、それぞれの個性が際立ち、

飲み手側のシチュエーションや食事に合わせて日本酒をチョイスできる、

そんな楽しみ方ができるのが嬉しいです