大迫ちあきです。
先日も、偏差値のお話しをする機会があったので・・・
偏差値についてのお話しを少し・・・
テストが返却されたとき、点数だけでなく、皆さん偏差値を気にされると思います。
では、偏差値って何でしょうか?
偏差値=(得点ー平均点)÷標準偏差×10+50
標準偏差={(得点ー平均点)×(人数) の総和 }÷受験者数
これが、偏差値の求め方、です。
難しいですね
簡単にいうと、偏差値50、というのがが平均点です。
小学生の模擬テストですと大抵、正規分布になり、上は75、下は25くらいまでの
子供がいます。
正規分布ですと、大体、偏差値50を頂点として、なだらかな山のかたちに
なります。
よく言われる、合格可能性80%というのは、その子が80%の確率で合格する、
ということではなく
同じ偏差値の子供が10人受けたら、8人受かる、という意味です。
偏差値のひとつの問題点は、ご存じのように、
母集団によって、偏差値は変わる、ということです。
ですから、四谷の合不合テスト と 首都圏模試 では、
四谷の合不合の方が偏差値が低く出ます。
上位校を目指していらっしゃる方は、合不合、
中堅校を受けられるかたは、首都圏模試 を受けられる方が多いから、ですね。
そして、合不合の方が、問題数も多いですし、問題のレベルも、高いです。
問題が基本から応用・難問まで幅広くでるために、
信頼性が高い、とも言えます。
お子様の受けられる学校によって、選ばれるといいと思います。
もうひとつの問題点は・・・・
それは、志望校を書くときというのは、
2月1日から5日くらいまで書くわけですね。
それに応じて、偏差値が出てきます。
つまり、全員が、1~5日まで受ける、と仮定しているわけです。
つまり、1日校に合格するお子さんもすべて受験する、と仮定して出された
偏差値、なのです。
でも、実際は、1日校に受かったお子さんは、3.4.5日の試験はもう受けない、
という場合も多いのです。
ですから、3日目以降の偏差値に関しては、実際よりも高く出る、ことになるのです。
ですから、あくまでも
そのテストの相対評価・・・くらいに考えられるといいと思います。
それから、もちろん、一番大事なのは、
「学校は偏差値だけでは測れない」
ということです。
学校と子供の相性・・・
これは絶対にあります。
ぜひ、偏差値に振り回されずにいてくださいね
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