味噌の寒仕込み 〜音の体感記憶〜 | 声を使った心とからだの解放ワーク”たまふる®”

声を使った心とからだの解放ワーク”たまふる®”

”たまふる®”は自分の声を使って心とからだをゆるめて そしてたましいをふるわせて生きるメソッドです。

 

 

 

 

自分の畑から


山の水で茹でた豆
 

山の薪で火を通し
 

菌の住み着いた樽へ
 

 
 
あるじは
毎年すり鉢で
大変な労力で仕込んでいた
 
 
今年
有能な
ミンチマシンが
借り出された

 

ミルサーというのかな。。。
 
 
私は
その装着から始める
 
 
本来ひき肉を作るために
つくられているらしく
お豆さんは
1カップ入れても
ぐるんぐるん・・・
すぐに空っぽになる
 
 
ぐるんぐるん
ぐるんぐるん・・・
 
装填
 
 
ぐるんぐるん
ぐるんぐるん・・・
 
装填
 
 
あるじが用事で
外出し
私は
無心にぐるんぐるん
 
 
少し高さのある器具と
ちびっこの私
 
 
ぐるんぐるんは
ちょっぴり上腕が頑張らないといけない
 
 
これでは
ちょっとくたびれそう
 
 
そこで
ちょっと体をバネにして
全身で弾んで回してみる
 
 
ぐるんぐるん
ぐるんぐるん・・・
 
装填

 
ぐるんぐるん
ぐるんぐるん・・・
 
装填
 
 
あら
たのし
 
 
ぐるんぐるんなパターンに
 
いつしか
リズムが生まれる

 
すると
何やらが浮かぶ
 
 
そう
単純作業に
掛け声はつきもの^o^
 
 
私に浮かんだその音は
 
 
にょっき
にょっき
にょっき

 
 

なぜ?
 
 
スクリューから
押し出されてくる
その様が
 
 
お豆さんとは
思えないほど
白っぽく
しっとりで
 
 
イタリア料理の
ニョッキを
これで作ったら
簡単に
できちゃいそう〜
  

なんて
思い浮かんでしまったから
 

 
うひゃひゃ
 
チーズで
かぼちゃで
トマトで
 
 
ニョッキな妄想で
体が
弾み出す
 
 
にょっき
にょっき
にょっき
 
 
にょっき
にょっき
にょっき

 
 
すると
今度は
別の想像がやってきた
 


にゃっき
にゃっき
にゃっき
 
 


押し出される様に

 
むにゅ 
 

という動きの感覚
繋がったのでしょう
 
 
シャクトリムシの
丸まった背中のような
動き・・・
 
 
以前
偶然見知った
クレイアニメの
ニャッキ
 
 
 

うん
これも粘土っぽい
 
このカーブ
背中の動きっぽい
 
 
なんて
妄想ノンストップ
 
 
いつしか
掛け声は
 

 
にゃっきにょっき
にゃっきにょっき
  
にゃっきにょっき
にゃっきにょ〜〜〜♪

 
 
 
イタリアンな
クレイアニメと化す^w^
 
 

 
音階を使って
お豆さんが
なくなるまでの
一連の動きが
一息につながってくる
 
 
音が楽しいと
体はより弾みやすく
からだの一部を酷使することなく
全身で
ミンサーのスクリューへと

まっしぐら!


にゃっきにょっき
にゃっきにょっき
  
にゃっきにょっき
にゃっきにょ〜〜〜♪



装填


にゃっきにょっき
にゃっきにょっき
  
にゃっきにょっき
にゃっきにょ〜〜〜♪
・・・
 
 
あっという間に
寸胴鍋が2つ空っぽに
 
 
あるじは
まだ帰らない
 
 
どうしよう
もっとやりたい
もっとないのか?
 
 
台所へ物色に行くと
そこには
土鍋で作られたお豆さん
 
 
えーい
これも
やってしまえ!
 
 
にゃっきにょっき
にゃっきにょっき
  
にゃっきにょっき
にゃっきにょ〜〜〜♪


にゃっきにょっき
にゃっきにょっき
  
にゃっきにょっき
にゃっきにょ〜〜〜♪


 
帰宅したあるじ
ただただ
ペーストの山に驚くばかり
 
 

もう終わったの@o@?
 
 

呆れるばかりのあるじ 
 
 
今までの
1日がかりだった作業が
文明の利器で
ほんの数時間に短縮することに
言葉を失っていました 
 
 
馬力ってすごい
テコの原理ってすごい
スクリュー 神✨ 



ほかほかお豆の
ペースト山は
ほうぼうのおいしげなお塩と
こだわりの玄米麹を
仲間に入れて
グングンまとまっていきました
 
 
何年も使った味噌樽と
味噌を寝かせるお部屋には
菌が住み着いていて
おいしく仕上げてくれるのだそう
 
 
さて
同じ材料で
同時に仕込んでも
 
 
そこから
持ち帰ると

全く別物に
なっているとか
 
 
違いを生むのは
空気
 
 
そう聞くと
驚いてしまう
 
 
だって
その違いを生む空気を吸って
私は
毎日を暮らしている 
 
 
 
目に見えないものは
実感するのが難しい
 
 
味噌という
味の違いを通して
自分の細胞の組成を
思いやる体験でした
 


人は
理屈で動かない
感情が行動を決めるという
 
 
おいしいは
少なくとも
私の感情に貢献する
 
 
そして
感情
体感となって
記憶されていく
 
 
人生は 
自分の
体験の引き出しから
行動づけられる
 
 
イマジネーションは
広がる
 
 

悲しみも
怒りも
驚きも
痛みも
 
 

喜びも

嬉しさも

くすぐったさも

ムズムズ感も

 

 

 
全ては体験の
引き出しアイテム

 
私は
今日も
このぐるんぐるん写真で
楽しさが
引き出され
でたらめ歌を
歌い出す


にゃっきにょっき
にゃっきにょっき
  
にゃっきにょっき
にゃっきにょ〜〜〜♪

 
 
 
おミソ
おミソ
おいしくなあれ〜
 
 
弾んで
弾んで
待ってるよ〜♪
 
 
 
あなたの今日は
どんな体験の引き出しが
引っ張り出されていますか?
 
 

 


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ぽち