譲渡という意味の重さと責任 | ワンコとちーすかのブログ

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2014年8月25日虹の橋を渡っていった愛娘ルナの想い出
2011年2月に殺処分寸前で保健所から引出し
2021年6月15日虹の橋を渡ってしまった長男アポロンと
臆病すぎる保護犬で次男ビットの日々の生活、そして保護関係のことを書いています。

皆さま こんにちは

 

先日の三毛猫トイプードル里親会に 個人の方が参加させていたワンちゃんのお話です

 

この仔は子犬のとき 三重県の動物愛護推進センター「あすまいる」に入りました

 

 

そして70代の母親と 40代の娘さんに譲渡されました
 
が・・・「大きくなって 力が強くて母親が散歩できないので 手放したい」とのこと
 
「あすまいる」に戻したいと 電話をしたが それはできません と
 
断られたとのことで 相談の電話を受けました
 
なんで そんな相手に譲渡したのか 集まった団体メンバーたちは
 
よく調べもせず 70代の母によく譲渡したものだと 思いました
 
里親会の際も 嬉しくて引っ張っているので こんな写真しかありません
 
 
 
連れて来た母娘に 詳しく話を聞き 「あすまいる」にも連絡して
 
担当された女性から お話を伺いましたが
 
この母娘は「飼う前講習」を受け 何度も意思確認をしたうえで譲渡されたとのこと
 
返したいと言われて 安易に戻すことは 譲渡契約書に違反することになるから
 
どうしてもというのなら 自分たちで里親探しをしてください と 話したんだそうです
 
大体 子犬のときからキチンと躾けてたら こんな引っ張る仔にならんべなプンプン
 
それに毎日 ちゃんと散歩させてないから たまにリード着けて歩かせると
 
こうして 嬉しくて引っ張るんでしょうよ
 
 
母親は 「あすまいる」からトレーナーさんが来て
 
教えてくれたけど 30分やそこらで直らんわなぁ と のたまいました
 
いやいや 違うってガーン それを毎日の散歩で 実践せんとビックリマーク
 
「娘は毎日 仕事から帰るのが遅くて ちょびっとしか散歩できへんし」
 
と言われたので 「私も帰りは毎日 遅いけど3頭散歩させてますよ!!」と
 
言ってみましたが 力が強いし時間がないから飼えない と 言い張ります
 
しかも 犬が欲しいといったのは 娘さんのほうだというお話
 

子犬のうちは コロコロして可愛くて 遊んでる姿に癒されるでしょう

 
だけど 中型ミックスの男の子ですから すぐに大きくなります
 
里親さんが見つかるまでは 自分の家で預かる ← 当たり前ですが
 
だけど もう飼えないからかわいそう
 
あんた方が かわいそうな状況にしたんでしょうよえーん
 
譲り受けた命を 簡単に手放すなんて
 
「譲渡」というものを あまりにも安易に考えすぎです
 
この母娘に譲渡されなければ ちゃんと躾をして
 
終生かわいがってくれる御家族の元へ行けたかもしれないのに・・・
 
この親子には 二度と犬を飼わないという 誓約書をいただきます!!
 
 
 
 

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