TODAY'S
 
おとなのラジオ体操 第1 8番目「腕を上下に伸ばす運動」

 

デスクワークやスマホの画面をずっと見ていると、知らぬ間に体が縮こまっていませんか?

そんなときこそ、ラジオ体操第1の8番目「腕を上下に伸ばす運動」の出番です!

この運動は、きゅっと縮んだ上半身を縦にぐーっと引き伸ばし、体全体のめぐりを一気に良くしてくれます。

今回は、明日からのラジオ体操が100倍楽しくなる効果やコツを、分かりやすくポジティブにお届けします!

 

 

① 腕を上下に伸ばす運動の目的と狙い

この運動の最大の狙いは、「上半身の窮屈さをリセットし、キビキビとした俊敏な動きを取り戻すこと」です。

私たちは日常生活のなかで、腕を「横に開く」「上に鋭く伸ばす」といったダイナミックな動きをほとんどしていません。

そのため、このパートではあえて腕を素早く肩に突き戻し、そこから頭上や斜め下へと力強く伸ばすことで、眠っていた筋肉と神経にカツを入れます。

ただ伸ばすだけでなく、テンポよく「曲げる」「伸ばす」を素早く力強く繰り返すことで、体幹(カラダの軸)をシャキッと引き締め、次の大きな動きへと体をシフトさせる準備をする目的があります。

 

 

② 腕を上下に伸ばす運動で得られる効果

一番の嬉しい効果は、なんといっても「バキバキの肩こり・背中の重だるさの解消」です!

腕を真上に引き上げることで、お疲れ気味の肩甲骨が上へと大きく動き、背中の筋肉が心地よく刺激されます。これにより血行がよくなり、肩まわりがじんわりと温かくなるのを感じられるはず。

さらに、脇腹や脇の下(ここには大事なリンパ節があります)もしっかりストレッチされるため、デトックス効果や、ぽっこりお腹の引き締め、姿勢改善にも繋がるかもしれませんね。

さらに、大人になると、素早い動作をする機会が減ります。

例えば転んだ時に、パッと手が出て体を守るなどの動作が、頭ではわかっていても、体がついてこないなんてことありませんか?

瞬時に動かなければいけない時のトレーニングにもなるでしょう。

 

 

③ 腕を上下に伸ばす運動の効果的な体の動かし方

効果を最大にするコツは、「メリハリ(静と動)」を意識することです!

まず、肘を曲げ両手を両肩に乗せ、胸の脇(肩のライン)にしっかり引き寄せます。

ここからがポイント。中途半端に伸ばすのではなく、指先までエネルギーを込めて、真上に向かって「ピシッ!」と突き刺すように伸ばしましょう。両腕は耳の真横で。

このとき、かかとは床につけたままの状態から、両腕を真上に上げた瞬間、両足をつま先立ちし、再び肩に両腕を下ろした時に、両足のかかとも床に落とします。

足の裏で地球を押すイメージを持つと、手と足で引っ張り合って体が縦に最大に伸びます。

 

 

④ 腕を上下に伸ばす運動の効果的な呼吸の仕方

この運動では、リズミカルな動きに合わせて「呼吸を止めないこと」が何より大切です。

機敏に動こうとすると、呼吸を止めがちになってしまいます。

それを防ぐために、この8番目の運動をする時は、元気よく「1,2,3,4,5,6,7,8」と発声してみましょう。

音楽のテンポに合わせながら、発声と機敏な動作をすることで、自律神経が整い、心も体も前向きなポジティブモードへと切り替わっていきます。

 

 

⑤ 腕を上下に伸ばす運動の注意点

せっかくの運動も、無理をして痛めてしまってはもったいないですよね。

注意してほしいのは、腕を上に伸ばすときに「腰を反らせすぎないこと」です。

お腹の力が抜けた状態で腕を上げると、腰に負担がかかって痛みの原因になります。

おへその下に少し力を入れて、骨盤をまっすぐ立てた状態をキープしてください。

また、肩に痛みがある方は、真上まで無理に上げようとせず、痛みのない心地よい角度でストップして大丈夫。

自分の体の声を聞きながら、心地よい「イタ気持ちいい」範囲で行いましょう。

 

 

⑥ 腕を上下に伸ばす運動のワンポイントアドバイス

ここで、さらに効果を高める秘密のワンポイント!

なんといっても、元気よく体操すること。

声を出し呼吸を止めない。

1つ1つの動作を機敏に行う。

普段、意識して素早い動作をすることはないので、これらの意識するだけで、運動の質がガラリと変わりますよ!

 

 

⑦ 次の運動「体を斜め下に曲げ胸を反らす運動」への動作のつながりとその関係性

この8番目の運動は、次の9番目「体を斜め下に曲げ胸を反らす運動」への素晴らしい架け橋(バトン)になっています。

8番目の運動で、上半身を縦に最大に引き伸ばし、体幹と背骨の柔軟性を十分に高めておいたからこそ、9番目の「ダイナミックに体を斜め下に曲げ、その後胸を大きく反らす」という複雑な3次元の動きが安全かつスムーズに行えるようになります。

縦の伸び(8番目)から、斜め・前後の連動(9番目)へと流れるように繋がることで、脊椎(背骨)全体の可動域が広がり、ケガを防ぎながら全身の柔軟性を極限まで高めることができるのです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?ラジオ体操第1の8番目「腕を上下に伸ばす運動」は、大人世代のガチガチな体をリセットし、毎日をアクティブに過ごすための最高のエネルギー源です。

ただ腕を上げ下げするだけに見えて、実はこんなに深い狙いや効果が詰まっているんですね。明日からのラジオ体操では、ぜひこの「縦のメリハリ」を意識して、心も体も「健幸」へと一歩進めてみてください。

お家でのちょっとしたリフレッシュにも最適です。さあ、今日もゆるっと、心地よく体を動かしていきましょう!