太陽には三本足の烏。月には三本足の蛙「青蛙(セイア)神」。 | なな

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古代太陽信仰と密接な関係があるといわれる八咫烏。
日本サッカー協会のマークにもなっていますね。
中国神話で「金鳥」と呼ばれる烏も三本足で、太陽に住んでいます。

そして中国では、月には「青蛙(セイア)神」という三本足の蛙の霊獣がいるとされているようです。







青蛙神 - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E8%9B%99%E7%A5%9E

青蛙神(せいあじん、ちんわせん)は、中国の妖怪。蝦蟇仙人が従えている三本足の蛙の霊獣とされる。3本の内訳は前足が2本、後足が1本。

概要
天災を予知する力を持つ霊獣もしくは神。大変に縁起の良い福の神とされ「青蛙将軍」、「金華将軍」などとも呼ばれる。道教徒の間で特に信仰されていた。聊斎志異に登場する。日本では青蛙神を題材に岡本綺堂が「青蛙堂鬼談」を執筆し、彼の養子の岡本経一が創立した出版社は青蛙神にあやかって「青蛙房」と命名されている。

伝承
中国では月に青蛙神がいるとされている。蝦蟇仙人はこの三足の蛙を捕えるために、金貨で釣り上げて従えたといわれている。 青蛙神がある家の庭先にでると、その家に幸せが訪れるとも言われている。















満ち欠けを繰り返す月は、
古来より世界中で、
「死と再生」の象徴とされてきました。
太陽信仰よりも、月信仰の方が、古くから存在したという説もあります…。

          
古代ヨーロッパでは、ヒキガエルが再生の女神のシンボルとされていたようです。

             

  

ところで蛙といえば、
毎年元旦に、
諏訪大社本宮で、本宮前を流れる御手洗川で冬眠している蛙を捕え、弓で射って供えるという

「蛙狩神事」

という特別神事が行われています。

毎回必ず蛙が獲れるので、諏訪の七不思議の一つにもなっているそうです。



かつての蛙狩神事では、
蛙を焼いて、神官たちが食べていたこともあるとか。

蛙を食べるのは、
蛇?



実は、長野県上田市にある生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)でも、 蛙狩神事が行われています。
諏訪大社の蛙狩神事は1月1日で、
生島足島神社は1月15日です。


この生島足島神社では、諏訪大社と同じように、6年に一度、寅年・申年に御柱祭が行われます。(4月中旬)

諏訪神が諏訪に向かう途中に寄り、生島・足島両神に御柱を奉ったのが由来とのこと。



昨日の話に出てきた
ミトラ教なんですが、
弥勒菩薩(マイトレーヤ)も、もとはミトラだし、

ミトラ(ミスラ)が
→アスラ→アシュラ(阿修羅)になっていたり、

「アスラ」→「アシラ」→「柱(ハシラ)」
で、御柱祭ってことですよね?
かなりいい加減な説明ですが(≧∇≦)






そういえば。
「セイア」といえば、
「井蛙」も、「セイア」と読みます。


「井の中の蛙 大海を知らず」


これには続きがあるのをご存知ですか?



「されど、空の青さ(高さ)を知る。」



続き…と言っても、荘子の言葉ではなくて、日本に入ってきてから、誰かが付け足した言葉のようですが…。

(・・?)

どうして、付け足したんでしょうね……(´・_・`)?







年賀状…

明日には、出さねば(;´Д`A…。