次回の調停では、財産分与について話しをすることになる

別居日を起点にして生命保険を解約したらいくらになるか

返戻金がない場合は、無いと言う証明なども取得しなくてはならない

 

その金額、自分の貯金などを表に埋めていく作業をする

私の個人年金積立も、対象になる

 

うちは学資保険には入らず、子供名義の銀行口座に

児童手当分や子供のお年玉なんかも一緒に積んでしまっていた

 

私のパート代からも、いくらとは決めず

娘と息子の口座に今月はそれぞれ5千円、とか少しずつ積んでいた

 

 

学資保険は確実に分与対象で

そうでなくても私のように毎月、稼いだお金から積み立ているものも

子供名義の口座でも分与対象になると言われた

 

それからもう5-6年くらい前に

私の父が配当金か何か臨時収入があり

子供たちそれぞれの口座に、一度少しまとまったお金を入れてくれたことがあった

 

夫に特に伝えずそのまま貯金してあったけれど

その分は差し引いていいらしい

 

お年玉も、親せきが多いのでいつも合計5万円くらいにはなって

子供がある程度好きなものを買ったりした後は貯金していたので

それも差し引くことになる

 

あまりよくはないかもしれないけれど

こどもの口座にかぎっては私は記帳したページに「お年玉」とか「〇月分積み立て」などど書き込んでいるのである程度はわかるようになっている

 

夫はおそらくこどもの口座の存在は知っているけれど

いついくら積んでいるかは知らないはず

大学の資金などには到底足りないけれど、

少しずつ貯まってきているものだった

 

子供に貯金額までは教えないけれど

何か欲しいものがある時などに「お年玉使えないの?」とねだられたりして

「免許取る時に使うんだよ」と言ったりしていた

 

 

結婚後の資産がまさか何億円もあるわけではない

転勤族で持ち家もなくて

車は二台あったうちの一台を別居後すぐに売ったので

別居日時点では「車」としての財産

その価値は売れた額を書くこととなる

 

引っ越し前夜に、鍵を返せと怒鳴られ恐る恐る渡すと

キーホルダーだけを投げつけられた

 

もう長い事考えなくなったけれど

こうやって書類を作ったりして当時を思い出すと

ぐっと胸が苦しくなってきて涙がこみ上げる

 

 

 

趣味や旅行にもたくさんお金をかけていて

節約している家族からしたら散財している生活だったと思うけれど

15年の中で少しずつ貯めてきたものを

こうやって色々洗い出して半分にしろと言われたら夫はいろいろ噛みつくだろう

 

別居して数か月後には

「生命保険の受取人を変更するから書類を取り寄せろ」とLINEがきたこともあった

(夫はその後、「送信取消し」をしたけれど私はスクショをとってある)

 

稼ぎとしては夫が当然高いに決まっていて、気に入らないに決まっている

私の出した私の貯金額を疑って粗探しのような事もするだろうし

返戻金の証明書関係の取得なども、あの夫には大変な作業だろう

 

考えただけで気が重くなって

お金はいらない、と言いたくなる