仕事で失敗した、やってしまったと思った出来事があった

普段、海外のクライアントさんと英語でのやりとりをしている

 

これは1か月以上前に無事に終わった案件だと思ったけれど

昨日海外から届いた一通の問い合わせのメールを見て、さっと血の気が引いた

 

やりとりの途中で、私がクライアントさんの要望を

勘違いをして受け取って動いてしまっていて

クライアントさんの依頼としてはまだ完了していない事が分かった

 

脂汗も出てきて、くらくらした

 

どちらも英語は第二言語で、文化の違いもあって

日本人同士よりもずっと伝わりにくいことは日常なので

ああ、どうして最後にもう一度だけ確認しなかったんだろう、と思った

 

関係する人に報告し、対応を決めて

そんな事をしたのかと思われるかと思ったけれど

 

みんな「いや、そういう事ってあるよ」

「対応をしっかりすれば、そんなに簡単に最悪の事態にはならないから大丈夫だよ」と

声をかけてくれた

 

一番、叱責される、もしくは呆れられるのではと思っていた先輩からは

「間違いは誰にでもあるし、ましてお互い第二言語なんだから

 誤解とか、受け取り方の違いとかしょっちゅうあるよ。考えすぎなくて大丈夫。」と言われた

 

その後、いろいろと対応についてアドバイスをもらい

少し気持ちが楽になっていった

 

クライアントさんへ状況説明とお詫び、

今後の対応の提案のメールを送った

 

なんども読み返したけれど、やはり日本語とは違うので

きちんと伝わるのかと不安でなかなか送信をクリック出来なかった

 

でも、誠実に対応するしかない

早い方がいい

仲間に隠してもしょうがない

出来る対応を精一杯するしかない

 

起こってしまった事はしかたないと思うしかない

 

私が、だめだもう終わりだ位まで焦ったのは

クライアントさんの事だけじゃなく

 

上司や会社の人たちからの

 

「だから女の人は」「若くないから」

「仕事ができない」

 

こういう、ジャッジを恐れたのだと思う

 

 

以前上司に言われた「そもそも海外営業にはなれなかった人なんだから」と言う言葉を

結局自分で受け入れてしまっていたのかもしれない

 

 

 

 

小さな会社の、中途入社で研修もないし

同じ仕事をしていてすぐに聞けるような人もいないので

実践、実践で、クライアントさんとやりとりをして

ミスをして初めて「そうだったんだ」と知る事ばかりでもあるので

心が折れそうになることもある

 

 

 

 

家で娘に「今日、お仕事で失敗しちゃったんだよね」と言うと

「どんな?」と言うので

「英語でメールしたりお話ししたりするでしょ。だからちょっと間違えちゃって」というと

 

「あー、それはしょうがないよ!英語なんだもん!」と元気いっぱいに言うので

本当に、その通りだよね。と笑ってしまった

 

仕事でもそうでなくても、まだまだ批判されること、怒られることなど

他人の目を恐れすぎていて

完璧であろうとしすぎているんだとわかった