私は昔からおしゃれが好きで、実際に身につけるものとは別に

パリコレのランウェイ動画などもよく見たりするし

デザイナーのインタビューなども見る

 

何冊かデザイナーに関する本も持っているけれど

学生の時に買った丸山敬太さんの

「花の手仕事」と言う美しい刺繍の本をいまでも大事にしている

 

私自身はハイブランドを持っているでもなく

流行も追わないし、それでも自分の好きな、自分らしいスタイルがあって

多分、私について一番多く褒めてもらえるのは、それに関してだと思う

 

今の職場でもそういう声掛けをして貰えることが多く

外見ではあるのだけれど、自分自身の感覚で選んでいるものだから、

ある意味私の内面を認めてもらっている気がしてすごく嬉しい

 

人のファッションも、素敵な人は素敵だなと思うし

ひとそれぞれなので、例えば「ださい」とか、そういうジャッジも特にしない

 

最近、職場のある女性から、服装などを真似されているなと感じるようになった

自意識過剰のようだけれど、明らかに真似されていると分かり

周りの人からも「最近〇〇さんChiiさんと同じようなかっこしてるよね」と言われたりもした

 

なんとなく嫌だなと違和感を感じてしまう

真似している様子なのに、普段は私に対して気を使っているような素振りでマウントをとるような事を言ったりするから

 

明らさまな意地悪をするでもなくて、

その女性から受ける、私の事があまり好きじゃないんだなぁと感じるような言動・行動がたくさんある

 

その女性から私の服装や持ち物に対してよく質問をされる時期があった

褒めてくれるとかではなくて、周りに人がいなくて、二人きりになった時に

「Chiiさんのこの前のスカートって‥」とか、ずっと聞こうと思っていた、という感じで聞いてきたりする

 

その女性からの私の洋服や着こなしに関する質問に軽く答えたりしていたけれど

「今〇〇がはやってるじゃないですか」とか

「こういう着こなししてる人がいて、やばいなとか思って」と言ったような話しをされるようになって

 

私は流行そのままみたいな服装はしないのでよくわからないし、

人の好みを「やばい」とか言うのも好きでなく

そういう話しは楽しめないなと思った

 

そのうち、コートの事をいろいろ聞かれて答えたと思うと

私のと似たようなコートを新しく買っていたり

 

 

 

女性だからおしゃれが好きな人は多いし

コートだって新調するだろうけれど

似たようなのを探したんだなと感じた

 

その後も、どんどん似たようなものを着てくるのが明らかにわかるようになった

 

ある日、

「あれー?今日、Chiiさんとかぶっちゃった。すみませーん」と突然作り笑顔で言われ、

ああ、面倒だなぁと思った

 

以前の職場でも、「自分では何を買っていいか、何が似合うのか分からない」

と言う女性がいて、よく服に関してアドバイスを求められることがあった

 

でもその人は

「そのストール素敵、私もそういうの欲しいなぁ」

「こういうの見つかったら私も買ってもいい?」と言ってくれたりして

こちらも快く「もちろん、いいですよ」と答えたり

「今はもう同じのはないんだけど」と買った場所を教えたりして、話していて楽しかった

 

他の部署の女性と仕事で一緒になった時にも

「Chiiさんの服装いつも素敵だなと思ってチェックしてますよ」と言ってもらえたりして

逆に自然にそんな風に人に声をかけられるのが素敵だなと思ったりもした

 

服装や持ち物を真似する心理について、

 

センスに自身がない

ライバル心をもっている(自分の方が似合うと思っている)

負けず嫌い

嫉妬深い

他人軸

劣等感

仲間意識

単純に憧れ

 

などが理由の場合が多いとあった

 

結局、顔も体形も、雰囲気も違うから別物になると思っているし

確かに、さらっと気持ちよく褒めてくれる人は、

似た様なストールが欲しいとは言ってもスタイルとしては全然違って、

そもそも本人が素敵な人だったし

だからこそ相手を褒めることができて

自分のスタイルに、よそからのいい部分を取り入れられる

真似されてる、みたいにも思わない

 

相手にネガティブな要素がないのが大きな違いなんだと思った

 

真似してくる人は、逆に褒めてあげるといいとも見たけれど

なんとなく、私らしい行動でもないので

適度に距離を置いておくのがいいかも知れない