4回目の調停では、夫はこの夏休みに実家へ帰ると言い

本来であれば義両親は孫たちに会えるはずで

いつまで生きているかも分からないのだから

子供たちを連れて帰りたいと言っていた

 

 

 

 

 

一年半ぶりでいきなり1週間近くも

義実家に、子供たちを預けるのは現実的な話しではなかったけれど

夫の、義両親がいつまで生きているかわからないのだからという気持ちも

嘘ではないと思うので、私はしばらく黙って考えていた

 

弁護士さんが私には何も聞かず

〇〇君(息子)は、まだお父さんと会う事に前向きではないし

一年半ぶりに会うのに、1週間近く義理の実家に滞在と言うのは

難しいので、まずは面会から、と答えた

 

夫の番が終わり、また私が調停室に入ると

女性の調停員のかたが、

「◎◎さん(夫)は今日、なんというか

 すごく虫の居所が悪いようで、前回は頭を抱えてうなだれていましたけど

 今日は、私たちのいう事ひとつひとつにつっかかって・・・」

 

 

 

 

「お子さんたちを連れて帰省するのは、あまりに急なので

 まずは面会から・・と伝えようとしたら

 『まずはとは何なんだ』『1年半合わせなかったのは向こうだろう』と

 大変憤って」

 

「私達ふたりとも(調停員2人)何度もご注意受けました」

 

と言われ

 

男性のほうからは

 

「Chiiさんが一番(夫の)性格を分かっていらっしゃると思いますけど」

 

と言われた

 

 

子供が一緒でなければ帰らないのか

自分一人でも帰るつもりなのかは分からない

 

義姉から夫が生きているか死んでいるかもわからないと

数日前に、実家に電話きたばかりで

おそらく夫は、帰ると連絡しないで帰省するのだと思う

 

自営業なので基本的にいつでもいるし

独身の時も、2年に一回も帰らなかったし

帰る時も突然かえっていたと聞いていた

 

帰省するかも知れないらしいよ、と母に伝えた

義姉は「義実家・姉たちみんな心配して気がおかしくなりそうだ」と

実家に電話をして母や私たちを不安にさせたくせに

帰省したからといって

「帰ってきました」「生きてました」「心配させてすみませんでした」なんて

報告してはこないね、そんな報告いらないけどね、と

私が言うと母は笑っていた

 

 

 

 

結局は、まずは娘と面会することになり

調停員さんも

 

「かなりピリピリされていましたが

 娘さんとの面会の話しが進んだら、だいぶ◎◎(夫)さんも

 気持ちが和らいだようで、話し方も穏やかになりました」とのことだった

 

面会するだけでも事は前に進んでいるという事らしく

今回で調停不成立とはならなかった