三度目の離婚調停の時は

期日が近づいても 前日になっても

あまり緊張や不安を感じなかったと思ったのに

前日の夜はほとんど眠れなかった

 

調停で、夫は、相変わらず離婚はしたくないといっていて

請求している婚姻費用(夫の年収と私の年収に基づいて算出している)は

高すぎて払えないと言った

予想通り、特に変化は何もなかった

 

 

 

 

 

 

男性の調停員が続けて

「…実は、『その金額を払うなら来月から子供を引き取りたい』とおっしゃったんです」

と言ったので、その時は一瞬動揺した

 

離婚するなら子供は渡さないという意味合いかと思ってしまったから

 

単に、払えないからと言って

それなら私ひとりぶんだけ払おうという考えだったようだけれど

調停員から「もう学校にあがっているような子供を行き来させる気ですか」と言われ

 

〇〇万円くらいでもいいんでしょうか、と請求額より少し下げた金額を言って

態度を変えたということだった

 

 

義理の母が出てきて

私が面倒見ますとか そんな事も言いかねないと思ったけれど

 

弁護士が

「もし向こうがそう言って東京にやってきても、

こちらはもともとChiiさんが面倒が見られるわけだから、あまり影響はないです」とのことだった

 

 

〇〇さん(夫)は、頭を抱えてうなだれて

ほとんどお話しになりませんでした

 

女性の調停員がそういった時は

夫のその姿が目に浮かんで、正直、知りたくなかったと思った

 

挽回したい、3人に会いたいと言っていましたが

面会についてはChiiさんに確認すると言うと

 

「向こうが勝手に連れて出て行ったのに会うかどうかの主導権も向こうにあるんですか」

「最初から計画して出て行ったようで騙されたような気分」

 

こうおっしゃっていました

完全に、被害者意識しかないと思います

 

調停員から、そう言われた

 

モラハラの人は、そうなんです

ご自身のされた事を理解するのが難しいし

どうしてこんな目に、と

ご本人なりに苦しんでらっしゃると思うけど

 

このままでは調停不成立になります

 

 

不器用で真面目で、もともと言葉少ない人で

ほとんど話さなかったと言うのは、私にはいつものことだと思った

 

ただ、調停員は自分の機嫌をとったり

察しようと必死で動く「母親」や「妻」ではないから

黙っていれば、黙っているだけで意見がない事として扱われる

 

 

このままでは不成立。

 

裁判?

 

さすがに、心がざわついて

前進しているとは、その時にはすんなり思えなかったけれど

自分の気持ちを、もう一度自分に確かめる

 

戻りたいのか、どうか。

 

かわいそうだなって思ってるけど

私もどん底から這い上がってきたから

もう、戻らない

もう、つかんだ足首を離してほしい