国立天文台・野辺山宇宙電波観測所
2023年7月21日(金)納涼野宿旅5日目②をご紹介しています。
野辺山駅前で朝食を済ませ、駅前の花などを少し撮って国立天文台へ行きました。
ここは野辺山高原に来るたびに立ち寄って構内を歩くことにしています。
入場無料、駐車も無料です。
▲構内案内図
昔は受付に人が居て、入場者台帳に「東京から、男性、1名」と記入したのですが、
現在は無人で電子タブレットに必要事項を入力してOKです。
まるで回転すしの注文タブレットみたい。
さて、ここの正式名称は・・・「国立天文台・野辺山宇宙電波観測所」です。 長い戒名。
尚、国立天文台の本部は東京の三鷹にあります。
▲10mミリ波干渉計が3基
構内に全部で6基あります。 宇宙から飛んでくる電波を捉えて星を観測しています。
電波による観測だから、途中に雲があったりしても、昼間でも星の観測が出来る。
ここの6基を電気的に繋いだり、海外の電波望遠鏡と繋ぐことが可能だそうです。
海外の望遠鏡と繋ぐと、物凄く大きな望遠鏡になるんだそうです。
▲これも10mミリ波干渉計
同じ方向を向いていますね。
▲構内風景
芝生と白樺と八ヶ岳連峰の風景が好きです。 構内は物音ひとつしない静かな空間。
▲構内風景
▲45m電波望遠鏡
日本で最も大きな45m電波望遠鏡です。 世界でも有数の大きさとのことです。
この望遠鏡、平蔵か来る時はいつもこの位置を向いています。
どうもメンテナンス期間中はこの姿勢らしいのですが・・・。
▲電波ヘリオグラフと45m電波望遠鏡
白い小さな望遠鏡はも電波ヘリオグラフと呼ばれ、80cmのパラポラアンテナが全部で84基。
すべて太陽の観測に使われていました。
現在は後継機と交代し、太陽観測の役目を終えているそうです。
▲45mの電波望遠鏡と80cmのヘリオグラフ
電波望遠鏡で太陽の画像が撮れるなんて、光学レンズのカメラしか知らないので???です。
▲45m電波望遠鏡のラストショット
大きな反射板は放物曲線(パラポラ)で構成されています。
放物曲線で構成された平面(パラポラ)は反射波が一点に集まるのだそうで、その一点に
小さな反射板を置くことで大きなパラポラアンテナが集めた情報を取れるそうです。
さて、近くに八ヶ岳の展望台、平沢峠があります。 峠へ行って見ましょう。