鹿屋・史料館➂
2023年4月10日(火)の鹿屋史料館の見学記はこれでおしまいです。
▲海軍精神
海軍特攻部隊の展示の次は、帝国海軍創世記の展示が続きます。
若い時、亡父からたびたび聞かされた言葉がこの中に詰まっています。
例えば、指揮官先頭、5分前の精神、公平無私、負けじ魂などです。
そして「スマートで目先が利いて几帳面、無負けじ魂これぞ海軍」と聞かされたものです。
亡父の弟が帝国海軍少佐だったことが影響を及ぼしていると思います。
▲東郷平八郎元帥の展示
海軍関係の展示には、欠かせない人物ですね。
日本海海戦で、バルチック艦隊をせん滅した提督です。 日露戦争時代の人物です。
▲広瀬武夫中佐像
この人も日露戦争の英雄です。 旅順港閉塞作戦で敵弾を受け戦死しました。
▲佐久間勉艇長の展示
国産潜水艦の開発・進歩に大きな貢献をした人物です。
六号潜水艇の艇長として、瀬戸内海岩国沖で訓練中に発生した事故で、薄れ行く
意識の中で潜水艇沈没の原因を遺書にまとめ、後日の潜水艇建造技術に大きな
貢献をしました。
たしか、若狭出身で三方五湖の近くに記念館があり「佐久間艇長の遺書」が展示
されています。
▲堀内豊明大佐の紹介
この人を平蔵は知りませんでした。
落下傘部隊の隊長で、占領した地域の住民を大切に扱った指揮官とのことです。
戦後、部下の行為の責めを負って銃殺刑に処せらたと説明されています。
▲堀内豊明大佐像
温厚なお顔をされていますね。
▲零式艦上戦闘機
▲軍艦旗
▲対潜哨戒機の操縦席
こんなに沢山の計器をすべてチェックしながら飛ぶんですねぇー。
▲史料館の外には魚雷
日本の誇る酸素魚雷も、長い間放置されるとサビが浮いて来ますね。
以上で鹿屋の史料館と屋外展示物のご紹介はおしまいです。
さてさて、錦江湾に沿って北上し、桜島見物に参りましょう。