鹿屋・史料館➀
2023年4月10日(火)の九州野宿旅の様子をご紹介しています。
旅の7日目、海上自衛隊鹿屋航空基地に来ています。
屋外展示物を一通り見て歩いて、史料館を見学しました。
▲鹿屋航空基地・史料館
ここは海軍の特攻基地だったので、特攻隊に関する展示がいくつかあると思います。
▲特攻隊員の像
史料館は入場無料です。
一歩館内に足を踏み入れると特攻隊員の像が目に入りました。
▲西村晃氏
特攻隊員として、海軍少尉時代の西村晃氏の写真が展示されていました。
写真を拝見すると、若き日の水戸黄門そのまんまです。
説明には、昭和18年学徒動員、特攻隊員として串良海軍基地より3度出撃したが、
エンジントラブルゃ天候不良などにより引き返し終戦を迎えた、とありました。
幸運の星の元に生まれた方だったんですね。
▲史料館内部の様子
▲婦人会の写真
戦時中の婦人会は国防婦人会だけと思っていましたが、愛国婦人会と言うのが最初で
次に国防婦人会となり、最後は大日本婦人会に統一されたそうです。
写真は左から愛国婦人会、国防婦人会、大日本婦人会と並んでいます。
右端の大日本婦人会は全員が割烹着ですねぇー。 厳しく統制されたんだね。
平蔵の全く知らない世界です。
▲鉄柱を打ち抜く機銃弾
厚さ1cmかそれ以上の鉄柱を打ち抜く威力が、敵機の機銃にはあったんですね。
▲ 川端康成氏
有名人として、川端康成氏の写真が展示されていました。
西村晃氏が学徒動員の海軍少尉だったのに対して、海軍報道班員と言う肩書です。
▲山岡荘八氏
山岡氏も報道班員として動員されたとのことです。
山岡氏はこの鹿屋基地に滞在していたとのことです。
鹿屋・史料館のご紹介は続きます。