2007年春の日本一周野宿旅の時、青森県八戸市の蕪島で見たウミネコの大集団です。

これほど凄い野鳥の集団見たのは、後にも先にこれだけです。

▲ウミネコのカッブル

かもめと区別するために、うみねこの特徴をしっかりと覚えておきましょう。

 

うみねこの特徴は次の3つです。

     ① 黄色の足、

     ② 黄色のクチバシの先端に黒と赤のリング、

     ③ 飛翔中の尾羽に黒い一本棒の横線

 

この写真で足の黄色と、クチバシの先端を確認してください。 

尾羽の横線は、地上に降りているのでわかりません。

かもめとサイズが同じくらいで、飛び方もそっくりなので見分けがつきにくい野鳥です。

 

ウミネコは「にゃーにゃー」と猫語で鳴くと言われますが、オオセグロカモメや都鳥と呼ばれる

ユリカモメもそれに近い鳴き声ですから区別がつきません。 

▲蕪島神社

小高い丘の上にある蕪島神社です。 上空にも神社のフェンスにも周りにもウミネコばかり。

▲蕪島神社

大鳥居の左のはじに傘立てが置いてあり、傘を自由に利用できます。

ウミネコの糞爆撃に備えるための神社のご配慮です。   さぁ、お詣りしましょう。

▲飛翔中のウミネコの大群

空は飛び回るウミネコの大群で一杯です。 飛びながら糞をするので傘が必要なんです。 

平蔵は撮影に邪魔なので傘を使いませんでしたが、帽子に1発やられました。

▲蕪島神社の周辺歩道

地上で座っている鳥は、ほとんど抱卵中の鳥です。 

周辺歩道にも、神社の柵内も、島の斜面も、全部抱卵中のウミネコと思ってください。

▲飛行中のウミネコと地面の大群

磯の岩の上にもわんさかと居ますねぇー。

飛行中の鳥を狙ったのではなく、磯の風景を撮っていたら画面に飛び込んで来た

のです。  極端な「密」状態です。  

都知事の小池さんなど、飛び上がって驚きそうな「密」です。

▲うみねこの大集団

▲飛行中のうみねこ

右端の飛行中のウミネコで、尾羽の黒い横一本棒を確認してください。  

オオセグロカモメには無い特徴です。

▲給餌中

抱卵中のカップルの相方にエサをは運んで来たウミネコです。 

あの大集団の中でカップルの相手だけに、正確にエサを届けて口移し。

平蔵にはとてもとてもできない芸当です。 平蔵なんか目移りしてしまって・・・・ねぇ。

▲ウミネコとお稲荷さん

お稲荷さんの足元でも抱卵しているウミネコが居ました。

平蔵が近づくと、大きな口開けて威嚇します。  生意気なヤツでした。

 

実はこんな風景がもう一度見たくて、2021年10月の「東北の海岸を辿る野宿旅」で再訪しましたが、なんと1羽のウミネコも見る事が出来ませんでした。

 

繁殖期だけ、数万羽のウミネコが集まる繁殖地だったのです。 

1年中、ここに行けばウミネコが何万羽も見られると思った平蔵が勉強不足でした。

 

 

         <今日の一曲>    空よ     歌、トワエモア

 

あの娘は今どこにいるの?  

なんて・・・・ウミネコは、ちゃんと知っているんだネ