ある時、俺は気付いた。
自分が目糞なら鼻糞を笑えばいい。
しかし、目糞同士の会話と鼻糞同士の会話じゃあ全く違う。
鼻糞の会話に合わせなければならない。
しかしまた気付いた。
こいつらは鼻糞ではなくて単なる糞なんじゃないかと。
今度は糞の会話に合わせる。
俺は糞よりレベルが高い。
よりコンパクトにキレのいい文句を言い、賛同を得る。
時に彼らと馴染むこともある。
ネクストレベルで得た知識や知恵を敢えてダサく話すんだ。
時に乱暴に、時に丁寧に。
上を見あげたら随分遠くなってしまった。
楽しかったからこれでいいけど。
糞は水に流されるが、目糞はティッシュに包まれてゴミ箱行きだ。
半端な存在であったから節度を守って堕落したし、鈍感に敏感になったのかもしれない。